クエン酸の食べ物を摂取することによる効果の代表ともいえるのが、この「疲労回復」効果です。クエン酸は、なぜ肉体疲労を回復してくれるのでしょうか。運動すると体が疲労感に襲われます。それを「乳酸がたまった」という人もいますよね。この乳酸とは疲労物質ともいわれています。この乳酸とクエン酸の関わりを知ることで、その効果のメカニズムを知ることができます。
肉体疲労とクエン酸の効果
運動によって体が重たくなるのが、体内に乳酸がたまった状態。それならば、この乳酸を少なくできれば体に疲労感を感じることなく、快適にスポーツができるというわけです。クエン酸には、乳酸を中和してピルビン酸という物質に戻す働きがあるといわれています。このために、クエン酸を食べ物などによって口から摂取すると、肉体疲労が軽減されるといわれているんです。
クエン酸効果A筋肉
筋肉とクエン酸効果
先程お話した、スポーツによる乳酸の増加によって感じる疲労は、主に筋肉内でおこる乳酸からくるものです。一昔前のアニメやドラマで、運動部のマネージャーが部員にレモンのはちみつ漬けなどを差し入れして応援するというシーンが使われていました。運動すると酸っぱい食べ物(クエン酸)を欲しがる人が多いです。これは、筋肉に乳酸がたまり、自然と体がそれを中和する「酸っぱい食べ物(クエン酸)を取らなくては」と脳がサインを出すからなんです。
筋肉疲労の回復にクエン酸
運動による体のだるさの改善には、筋肉の乳酸を減らすことが重要で、そのためにはクエン酸を含む食品や食事が有効です。スポーツをした後の筋肉疲労には柑橘系のフルーツや、梅干しなどのクエン酸が多い食べ物を食事に組み込んだり、飲み物として摂取するとよいですね。
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