久しぶりに自転車のお話です。
管理人は自転車を5台ほど所有しています。ロードバイクが2台と、折り畳み式が1台、クロスバイクが1台、あとはママチャリです。
いちばん使用頻度が高いのはママチャリで、最低なのは折り畳みです。「折り畳み自転車は、折り畳まなくなる」という説は本当です。しかもあらゆるシーンで中途半端な自転車なので、ほぼ活躍する機会がありません。
それはさておき今回はクロスバイクのお話。
管理人がロードに乗る前に、最初に買ったのがクロスバイクです。
GIANTのCROSS3というバイクで、10年以上前のモデルです。
GIANTのクロスバイクといえばESCAPEが有名ですが、CROSS3は泥除けなども付いたかなり実用的なモデルです。ロードバイクを手に入れてからは、ほぼお蔵入りだったので、コドモの通学用に貸していました。
そのコドモがこの春から就職して遠くへ旅立って行き、CROSS3は置き去りになりました。
仕方ないのでまた乗ってやろうかと思ったら、後輪がパンクしている。
かなりすり減ったタイヤだったので、この際なのでタイヤ交換(含むインナーチューブ)をしてみました。
CROSS3は700×38Cという極太のタイヤを履いています。
あまりにゴツいので、今回は35Cのタイヤにしてみました。
ちなみに38Cというのはタイヤ幅が38mmだということ。35Cは35mmですね。
38Cのタイヤを使うホイールの場合、少し幅が狭い35Cでも許容範囲ではまります。
ロードバイクだと23C〜28Cぐらいですが、ホイールが別物です。
タイヤ幅が狭いほど軽量で走行性が高いのですが、その分乗り心地が悪くなったりします。
タイヤ交換をするにはホイールを外す必要がありますが、ママチャリと違ってクロスバイクはクイックレバーで簡単に外せます。後輪はチェーンが絡んでくるので慣れが必要ですが、それほど難しい作業ではないのです。
コドモが使っていた間は、ほとんどメンテナンスをしていなかった様子なので、油汚れなどを拭き取ります。
ホイールからタイヤとチューブを外して、新しいチューブを用意します。
今回はタイヤとチューブをサイクルベースあさひのネット通販で調達しました。
特にチューブは35Cの規格の品が200円でした! アウトレット品で、バルブが「米式」だったせいかと思われます。今まで使っていたチューブは「英式」でしたが、全然気にしません。
サクサクと新しいタイヤとチューブをホイールにはめ込んで、空気を入れてみます。
一杯まで入れてみましたが、なぜかすぐに抜けてしまいます。どこからか空気漏れの音もする。
しかも空気を入れる時に何か違和感がある。なんだろう。
じっとバルブを見ていると、違和感の正体に気が付きます。
「うわ、なぜバルブの形状が英式なんだ?」
自分が今回買ったのは「米式」のはずなのに、なぜかバルブ形状は「英式」。おかしい。
そういえば空気を入れる時に、なんかやりにくい気がしたな。
落ち着いて周りを見てみると、少しだけ空気を入れた新品の「米式」チューブが転がっている。
「オレは新品のつもりで穴の開いた古いチューブをはめ込んでいたァああ!」
という風に叫びたいのをぐっとこらえて、あらためてチューブを取り替えました。
教訓:パーツ交換をするときは、取り外した古いパーツは手元に置くな
その後無事にチューブを嵌め直し、空気をいれてからクロスバイクにホイールを取り付けました。
試しにご近所を走ってみたところ、またも謎のトラブルが。
走行時に後輪が一定周期でゴトゴトいうのです。うわ、ヤバイ。
タイヤかチューブが上手く嵌っていない可能性が高いようです。
タイヤに一部、他より低い箇所がある模様。
一度帰還して、空気の抜いたうえで再度空気を入れ直しましたが、症状が消えません。
こーれーはー、全部やり直した方がいいかも。
じつは管理人は、ロードバイクのパンク修理をすると、かなりの高確率で新しいチューブを噛み込ませる技能を持っています。マイナスの技能なので、いらないんですけど。
今回も、やらかしたかもしれない。
今週はもう時間切れなので、また今度やり直します。
こうやってタイヤ交換のスキルが無駄に上がってゆくのです。