上の漢字を難なく読めたら漢字検定2級認定(うそ)。
さがんけんのうよう、と読みます。
左のまぶた(眼瞼)の膿瘍(のうよう・できもの)のことです。
管理人は10日程前からこれで難儀していました。
じつは1年前の今頃も「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」というまぶたの「できもの」で苦しんでいたのですが、春が来たらまた同じような病気がやってきました。何なの、これ。
前回の「霰粒腫」は、「手術が必要です」と言われていましたが、ものすごく手術がイヤだったので、なんとか薬で封じ込めました。病気自体が「まぶたにある脂腺が詰まったできもの」だったので、特に痛みもなく、点眼によってだんだん小さくなっていくものでした。
でも今回はちょっと違う。
出来た場所は、前回が左眼の下瞼のちょい内側だったのに対し、今回は同じ場所だけど「ちょい外側」でした。
痛みは無いけどなんか違和感があって、気が付いてから日ごとに大きく育っていく「できもの」でした。
中身は「脂」ではなく、なんか「膿」っぽい感じ。ほっておくとヤバイと直感したので、ソッコーで眼科を受診しました。
「前回は霰粒腫でしたが、これも同じものですか?」
「うーん、ちょっと違うね」
「薬で治りますか?」
「治るけどその前にできものが破れるかもしれない。切った方が早く治る」
「じゃあ切ります。最速でいつ切れますか」
「えっと、明日かな」
「じゃ明日手術ってことで夜露死苦」
というわけで、さっくり切ることにしました。これが1週間面のお話。
予定通り、翌日の午後に手術を受けました。
まぶたの脇に局所麻酔の注射を打って、それからできものを切って中身を出します。
中身を出すにあたっては、眼の上に板を置いて、それを土台にしてしごき出す感じでした。
文字で書いているので大丈夫だと思いますが、映像をお見せできないのが残念です。
自分でも、眼に板を入れられるまでは見えていましたが、その後はよく分からない。
手術後は「圧迫眼帯」という名称の、ものごっついガーゼの塊みたいな奴を左眼に押し当てて、その上から医療用のテープでこれでもかと固定されました。口も満足に開かなくなるぐらいガッチリとテープが顔の半分を覆っている。止血のために24時間装着するらしい。
翌日は片目で仕事に行く予定でしたが、この「圧迫眼帯」、分厚すぎてメガネがかけられない。
仕方が無いので翌朝一番で診察してもらい、ちょっと早めに「圧迫眼帯」を外してもらいました。
眼帯が外れればもう平常通りで、そのままサックリと出勤して、普通に夕方まで働きました。
ということで、今日は手術から1週間後の診察で、特に問題無いようです。次は1カ月後に診察だ。
管理人はいくつか「ものすごく痛い手術」を受けていますが、今回は「痛みはそれほどではないけど生理的にもう二度とやりたくない手術」だったと感じています。
ちなみに原因は不明です。皆さんもまぶたのできものにはご注意を。手術しても痕はほとんど残らないので、素早く治したい場合はサクッと切ってもらってください。何事も経験だね。
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