いみじのあんちの徒然なるままに

BS11の「天晴爛漫！」です。
ネブラスカ州ノースプラット。
列車の発車と刻を合わせ、全車揃って一斉スタートした後半戦。それは大陸の覇権を賭けた『鉄道VS自動車』の戦いとなった！
ソフィアは、列車に揺られながら切に願う
「どうか、このままみんなが無事にゴールできます様に」「貴女の祈りが神に届きます様に」「ありがとう、リチャードさん」



だが、呼び出され席を外したリチャードが戻ってくると、態度が急変！
「リチャードさん？」「お前の願いは神には届かない…何故だか聞け」「何故？」「私がギル・T・シガーだからだ」
レースの邪魔をしたい鉄道会社の思惑に乗っかっていたが、仕事を催促する雇い主を「俺に命令していいのは俺だけだ」と列車から放り出し、潜り込ませた部下を使って瞬く間に列車をジャックする！
ミズーリ大鉄橋で列車が止まった…

ギルはリチャードとして逃げてきたが正体がバレると、一転して天晴たちに襲いかかる！みんなが束になっても敵わない！
「これが力だ。欲しい物を奪い、気に入らない物は破壊する。鉄道が発達しようが車が発明されようが、新しい世界など来ない
俺が生きてる限り ここは力が支配する世界であり続ける」ギルは天晴号に火を放つ！
それを合図に部下が他車を破壊し始める！
「やめろー！」レースを無茶苦茶にされた天晴が叫ぶと、ギルの銃口が天晴に向けられる！天晴を庇って小雨が撃たれた！
小雨の命と引き換えにギルは矛を収める。ソフィアを人質に優勝賞金と同じ額を要求してその場を去った…
「何で小雨が…」「俺はやりたい事を勝手にやっただけだ…珍しいな。お前が動揺するなんて」「もういいしゃべるな！」
病院に運ぼうにも動かせる車はない！
「小雨、しっかりしろ！小雨！」「諦めるな、天晴…レースはまだ終わってない…そうだろう？お前なら必ずゴールできる。ヘア…ウイ…ゴー…だ」
一色小雨、遠キ異国ニテ死ス…

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