いみじのあんちの徒然なるままに

BS11の「魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」です。
始祖としての莫大な魔力を有しているにも関わらず《不適合者》の烙印を押されてしまったアノス。彼はそんな不当な扱いも意に介さず、圧倒的な実力を示し、班別対抗試験にはリーダーとして参加する事に。だが、クラスメイトは混血のアノスを認めず
班員はミーシャのみ。対戦相手は、実の妹であるミーシャを《ガラクタ人形》と蔑むサーシャ率いる班になった…
敗者が勝者の班に入るという契約(ゼクト)を交わし、対抗試験が始まる。
アノスは単身サーシャの城に近づくと、土台ごと持ち上げ、軽々と放り投げる！
すると、サーシャは班を組んで１週間で実戦レベルに練り上げた《獄炎殲滅砲(ジオ・グレイズ)》を放つ！
「見事だ。褒美をくれてやろう」
アノスの放った一撃はジオ・グレイズを相殺し、防御障壁を突破し城を消滅させた！
「…この屈辱は絶対に忘れないわ。いつか強くなって、絶対貴方を殺すわよ！」
「殺したくらいで死ぬなら、俺は２千年前にとうに死んでいる。それにお前の妹は同じ班になりたいそうだ」「…いいわ。貴方には敵いそうもないし…でも、覚えていて頂戴。これはあくまでも契約、貴方に心まで売った覚えはないわ」
アノスがミーシャの為に自分を誘ったと思ったら、それだけではなかった…
「お前の目が綺麗だった」「！？」「相当な魔力を秘めている。本当だぞ。そんな綺麗な魔眼は見た事が無い…聞いているのか？」「聞こえないわよ…バカ」デレた？
アノスに屋敷に送り届けてもらうと
「ありがとう…貴方のおかげでミーシャと仲直りできたわ…おかしな質問だけど、いい？」「何だ？」「もしも運命が決まっていたら貴方はどうする？」「どうでもいい事なら気にしないが、気に入らなければ変えるだろうな」「運命が変えられると思うの？」「ああ、簡単だ。ぶち壊せばいい」
そんなアノスにサーシャはキス♡
「ただのお礼だからね。でも…貴方以外にはした事ないわ」「それは貴重なものを貰った。ありがとう」「変な雑種…」
アノスを見送るとサーシャは ふとつぶやく
「ねえ、アノス 。最後に…貴方に会えて…良かったわ」

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