いみじのあんちの徒然なるままに

このブログでは、「関ケ原」前後の流れを西暦換算してお届けしています。
慶長5年9月15日（1600年10月21日）の関ヶ原の戦いがたった一日で終了。
南宮山に布陣した毛利軍15,000の進軍を吉川軍3,000が抑えて不戦敗…
当初より西軍が負けると判断していた吉川広家さんは黒田長政さんを通じて
毛利本家の本領安堵、家名存続の交渉を家康さんと行っていました。

さて、総大将の輝元さんはどこにいたかというと…
秀吉さんの遺児、秀頼さんを擁して大坂城に入城したまま、関ヶ原には出陣せず。
何をしていたのか？長期戦を想定し西日本の東軍に軍勢を差し向けていました。
これでは、広家さんが家康さんに毛利は敵対しませんと弁明しても…
ならば、秀頼さんを擁して大坂城で籠城すれば、何らかの譲歩が得られるものを
慶長5年9月24日（1600年10月30日）立花宗茂さんや秀元さんの主戦論を押し切り、
家康さんに申し出て、自ら大坂城から退去しました。

そんな輝元さんに下った家康さんの裁定は…改易！
東軍との敵対行為に家康さん厳しい！
代わって功績のあった広家さんに周防・長門の2ヶ国を与えますが、広家さん
本家を改易させたとあってはおじいちゃんの元就さんにあわせる顔がないと辞退。
家康さんに直談判したため、輝元さんの嫡子秀就さんに周防・長門2ヶ国を与え
毛利本家は存続します。
首は繋がったものの大減封となった毛利家。家臣も大幅減収となり塗炭の苦しみに
その恨みは後の世の幕末維新で爆発します！


フジテレビONEの人気番組「鎧美女」にも、毛利輝元さんは登場しています。
その兜は「茶塗 十間覆輪付 椎実形筋兜」
変わり兜の椎実形で、切付小札を用いるなど当時流行の当世具足の特徴が伺えます。
また、赤く染めたヤクの毛をつけるなど派手好きだったとも。


この回の美女は、片岡沙耶さん。
中学時代は吹奏楽部でフルート、ピッコロを演奏。高校時代はチアリーディング部で
全国大会決勝に出場した経験があるとか。特技は書道5段！
その腕前を披露するべく、格言書道に挑みます。
この回は「我身修行正大」。その意味は…
まず我が身を修め行儀を正しくするのが大切である。

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