おはようございます。あるへです。
本日はこちら「ディビニティ2 :ドラゴンナイトサーガ」のレビューです。
古き良き洋アクションRPG。B級洋ゲーハンターにはたまらない(クソ)ゲームです。
何気に私はB級洋RPGハンターですので、この手のゲームに目がないんですよねぇ(笑)
突拍子もないストーリーとお遣い、綺麗だけど無駄にややこしいマップ、洗練されていない笑いを誘うモーションや移動、戦闘……。いやぁ、味があって良いっす。褒められたもんじゃないのはわかっていつつも、特にこれが面白いってわけでもないのに、なんだかやめられないんですよね。
そんなB級洋RPGたちですが、本作についてはその中でもB+くらいはあげてもいいと思いました。
本作はRPGですが、アクション的な要素も結構あります。
まずはジャンプ。
基本中の基本ですが、本作に関してはジャンプ高度が意外なほど高く、(FOのようなむしろハマりを軽減するためにあるような控えめなジャンプではなく)意外とキビキビと跳びます。
これは、後に語るあるシステムのための副産物だと思うのですが、そのため意外とアクションしてるなぁ、と感じたわけです。
そしてこのジャンプ高度を基準にしてるので、マップがかなり立体的な作りなところも多く、なんだかジャンプアクションのような、ただ平地を歩き回るだけじゃない立体感を感じられました。
ではなぜそんなに高く跳べるのかというと、それはストーリー中盤から可能になるドラゴン変身のためです。
ドラゴンに変身するために高く跳ばないといけないんですけどね。
このドラゴン変身がまた良い意味でゲームにスパイスを加えていると思います。
ドラゴンになるだけならなんのデメリットもないのでいつでも自由に変身できるのがとても気持ちよかったです。
そしてドラゴンになると、今度は自由に空中を飛び回れるので、よけいにマップが立体的なんですよね。確実に徒歩では到達できない場所なんかがたくさんあり、そんなところにアイテムとかたくさん配置されています。
中にはドラゴン状態での攻略を前提とした空中要塞や、まるでシューティングゲームのようなエリアもあり、この手のゲームにしてはかなりダイナミックに感じました。
またゲーム性も面白かったです。
特に読心術のシステム。
この読心術、自身のEXPを消費して実に多くの(会話が可能なら敵でさえ)NPC達の心を読めるのですが、その多くはマップに隠されたアイテムの情報だったりします。
基本的にヒントはそれだけで、ゲーム内メニューなどにも情報は記載されないので、自分の手でノートにメモを取っていかなければとても覚えきれないほど豊富に用意されているのですが、このお宝探しがすっごく楽しかったです。
ちなみに本作の取得経験値は相対性です。敵とのレベル差が開くと獲得できる経験値が増減しますので、読心術をやりまくって経験値が減ってしまっても、それを補えるシステムになっているんですよね。
ですので敵が有限の本作であっても、読心術はがんがん使って良いです。というか使うべきです。
実際、私は可能な限りNPC達に読心術を仕掛けまくってお宝探しに勤しみましたが、レベルが足りなくて辛いとか、実績案件がどうとか、そういったデメリットや不足感はまったく感じませんでした。
あくまで基本はB級洋RPGなので、過度の期待はできませんが、案外マップは作り込まれ、イベント盛りだくさんですし、上記のドラゴン形態とも相まって驚きや発見が横だけでなく上下にもたくさん散りばめられています。
やっておいて損はない良作だと思いました。
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