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2016年05月08日

201.ララ・クロフト :ガーディアンオブライト

 おはようございます。あるへです。
 本日はこちら「Lara Croft and the Guardian of Light」のレビューです。
 なんというか、よくある普通の全方位シューティングにパズルやアクションが合わさったような、あんまり新鮮味の無い作品でした。
 しかし、操作系統は割と機敏に反応し、特に回避動作が変な引っ掛かりや硬直がなく、移動距離も長く、なかなか爽快だったのは覚えています。
 まぁ、この回避動作がたぶん行動の基本として設計されていると思うので、敵の足も速く、戦闘の展開も忙しめです。

 やりこみに関しては思ったほど難しくはなかったです。
 一周なんとなく走り終えたら、コレクタブルの大部分が集まっていた、という感じ。あとは零れているステージをハイスコアや集め物を意識しながらやり直す程度。
 本作にはキャラステータスを増減させるアイテムが多数出てきますが、あるアイテムの上位互換や、メリットがデメリットで相殺されているものが多く、あまり自由度は感じません。
 というかこの手のゲームはやはりアクションメインなのでプレイスタイルを覆すほどのアイテムはないですよね。

 トゥームレイダーっぽくはあるのですが、いかんせん地味なのでやっぱりスピンオフ、別ゲーという印象が強いです。
 オフラインCoopだと、ララと本作のキーパーソン・トテックの二人を操作して進むのですが、キャラ毎に個性が強く、出来ること出来ないことがはっきりわかれているので、この二人をうまく使って進むパズルシーンはそれなりに楽しめた思い出があります。
 逆にソロだとステージ構成もそれに合わせて変わり、トテックは紙芝居の中の住人になってしまうので、余計に本作らしさを感じられず、地味な普通のアクションというイメージになってしまうでしょう。
 できれば本作は二人で楽しみたいところです。

 タイムアタックはシビアだと聞いていたのでしばらくの間コンプはしなかったのですが、ある日思い立って挑戦してみたところ、案外すんなり実績コンプできてしまいました。
 単純な道順、単純なパズル、躱しやすい敵で移動は回避を多用すれば、練習のつもりで二、三度走ればすぐにゴールは見えてくるでしょう。

 正直、無難すぎてあまり良い作品とは呼べませんね。

P.S.
 遺跡探検=B級ドラマの代名詞ですけど、本作といい、新生トゥームといい、ララ・クロフトシリーズのストーリーは、なーんか臭いんだよなぁ。ハムナプトラやインディー・ジョーンズのオマージュなのはわかってるけど、あくまでオマージュで二番煎じで、B級の中にも光るものがないのが残念なところ。
 あ、でも新生トゥームには別の良いところがあって私は好きです。それはまた別の機会に(笑)


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