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2016年02月24日

163.Metro 2033

メトロ2033



 おはようございます。あるへです。
 本日はこちら「メトロ2033」のレビューです。

 本作はロシア作家の小説が原作となったFPSなのですが、原作の持ち味となる世界観やストーリーが非常に丁寧に作りこまれていて、なかなか楽しめました。

 核戦争後の近未来、地下に逃れて放射能汚染から身を守るうちに、地下鉄(メトロ)が街となったロシア:モスクワ近郊のお話です。
 これだけ聞くとFallOutによく似てるのですが、こちらはまだ汚染と核の冬が厳しく、外に出るには常にガスマスクが必要なんですね。
 お話としても非常に説得力のある設定なんですが、ゲーム演出としてもほとんどのメタ要素(体力ゲージとか弾薬の名前とか、フィルターの残り時間とか)が削られていて、代わりに主人公アルチョムが雄弁にサインを送ってくれます。
 彼は作中、ロード以外ではまずもって喋らないのですが、放射能の酷い地域に足を踏み入れたり、フィルターが切れかけたりすると物凄い苦しそうに喘いだり、撃たれ過ぎたりメディキットを使うと心音が酷くなったり。
 なんというか、アトラクション型の一本道ゲーなんですが、このアルチョムへの移入がしやすく、迫るイベントに一緒になってドキドキできました。
 コートを着るときの頭の動きとか、よく出来ているなぁ、と。

 私がプレイしたのはかつてGwGで配信されたGonDバージョンで、なんと日本語が入っていませんでした。
 そのためプレイ当初はただ駆け抜けてさっさと終わらせるつもりだったのですが。
 どうせわからないならとロシア語音声、英語字幕にしたら、びっくりするくらいセリフが頭に入ってきませんでした(笑)
 こりゃいかんと思って英語音声に切り替えたんですが、この英語セリフも気合入ってますよね。
 ものっすごいロシア訛り(笑)。逆になんだか聞き取りやすくて、二周三周するうちに字幕と合わせて何を言っているか理解できるようになっていました。
 スピードラーニングって効果あるのかも……。

 ゲームに話を戻しますと、本作は主人公アルチョムがとある理由から故郷であるエキシビジョン駅を発ち、ポリス駅へと向かう旅のお話です。
 私はこの設定、構成が非常に秀逸で、またゲームとも親和性が高かったんだと思っています。
 駅(街)→線路(道中)→駅(街)→線路(道中)……
 というループがコントラストがはっきりしていて、旅をしている感、旅の臨場感に繋がっているんだと思います。駅(街)もまた単なる休憩地点ではなく、今まさにミュータントに襲われていたり、思想を違えた人たちに占拠されていたり、次はどんな街なんだろう、という想像を与えてくれます。
 駅の沿線を旅するお散歩番組や、「キノの旅」と構図が良く似ています。

 そして結構嬉しかった、というか、たぶんストーリー重視でありながら全て異文化語であるにも関わらず私が本作を好きになれた大きな原因として、そこに住む人々が皆暖かかったことがあげられます。
 ここがFOとの大きな違いだと思うのですが、道中アルチョムは様々な人に助けられ、時に助け、ミュータントおよび新種のミュータント・ダークワンに一緒に立ち向かいます。
 野盗や政敵などもいるのですが、基本的にみんなお人好しで、どちらにも良いところと悪いところがあって、一方を生かすなら一方を殺さなくてはならない、みたいなある意味投げっぱなしの二択を迫るような世界ではなかったことが嬉しかったのです。

 世界観やストーリーの落とし込み、そして小説から映像作品へ変換する際のイベントの魅せ方など、非常にこだわって作られているのが感じられ、小説:Metro2033の派生作品としては文句のつけようのない出来だと思います。
 ただし、これを敵を撃って進むFPSゲームとして、そこに価値を見出そうとすると幾分評価は下がります。
 オブジェや壁の判定が大きく、マップは広そうに見えて歩ける場所は限られていたり、本作は高難易度になるほどステルス推奨ですので、あちこちに別ルートが存在し、一つのエリアがかなりややこしい構造になっています。
 かといってステルスに徹そうとすると、光源のない場所ではかなり暗い上に床に撒かれたガラス片は見にくく、地雷や音の出る缶々なども至る所に巡らされ、一瞬でも音を出そうものなら敵は瞬時に構えてこちらに正確に乱射してきます。
 幸い、「見つからずに」という実績は無いので、私は終始ごり押しプレイでしたが、断然爽快感があって楽しかったです。
 ポインタとスコープの位置が若干ずれていたり、銃器の全体的な精度が悪めに設定されているなど、世界観としてはとても面白いですが、実際に使用する身としては割とストレスにもなります。

 初めはインゲームガジェットから情報を得る仕様、有限アイテム使用必須の状況での探索、ヘッドショットとボディショットのダメージ差の大きさ、ステルス推奨でありながら練り切れていないステルス要素、などなど、ストーリーは良さそうでもゲーム部分でうまくハマれない時があるかもしれませんが、慣れますし、一周済んで予習が終わればよりうまく対応できるようになります。
 ストーリーの流れがわかれば、個々のセリフや展開も理解できるようになりますしね。

 住宅街でNPCの寝息を聞いていると眠くなります(笑)
 あと、主にタイトル画面で流れるギターソロが、単純なコードでありながらすごく味があっていいですよね。ギター独特の温かみや、ちょっと孤独感を醸しているところとか、すごくいいBGMで本作の世界観にぴったりだと思います。

攻略サイト


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