手作りの事・犬の事・日々の事　あったら嬉しいそんなもの

2024年11月16日

愛憎劇の物語「麒麟館グラフィティー」

「麒麟館グラフィティー」とは

現在は引退されている、

漫画家吉村明美さんのヒット作になります。

下宿屋麒麟館の管理人妙と、

のちに友人となる菊子、

その夫宇佐美の愛憎劇になります。

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感想(0件)

人間関係の面白さ

吉村さんの作品は、

どれも人間の痛いところを突いてくるので、

この作品も三文芝居にはなっていません。

ここまで冷酷になれるのかと言うほどの、

宇佐美のキャラクターがいいです。

ラストはちょっと………と思いましたが、

人間ドラマが好きな方にお薦めします。

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感想(1件)

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posted by 秋冬 at 12:57| 映画・ドラマ・漫画・本【か】

今から３０年以上前の漫画になります。

古いですよね。

主人公の本名は白銀本気。

これはもときと読むんですが、

「パープーのマジ」

「本気と書いてマジ」

という言葉がセリフに出てくるので、

主人公の名前がマジになっています。

もともとは高橋留美子さんの方が、

先に使われていた言葉だったとか。

まあ、どちらにしても、

通常に使われている言葉の１つにはなっていますね。

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任侠漫画の中では少し異質

下から這い上がっていく物語ですが、

彼はやくざでありながら、

正義感も人一倍強く、

強さと優しさから彼の周りには多くの人が集まってきます。

この中でのちに彼の妻になる女性の白血病の話が出てきますが、

ドナーの問題を取り上げたのも、

「本気」は早かったのではないかと思います。

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警察　市民　やくざ

警察官僚の裏の顔、市民の汚さ、ヤクザの抗争など、

本気を中心に多くのことが社会問題として取り上げられています。

ちょうど暴対法ができた時代にも突入しているので、

そのあたりの物語も入ってきます。

任侠ものはちょっとと思われる方も、

そこまでキツイストーリー構成ではないので、

読みやすいです。

過去には映像化にも

人気コミックなので、映像化にもなっています。

新シリーズ、外伝までいれると、

かなり長い巻数になるので、

お家時間があるという方はゆっくり読むのがおススメです。