冤罪は許さない
イノセンスは、
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９９．９刑事専門弁護士とガリレオを足して、
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更にちょこっとチョイ足ししたドラマかな
冤罪事件と戦う主人公拓を坂口健太郎さんが演じています。
彼が弁護士を志したのは、
大学時代に幼馴染の大輔が犯人として捕まり、
拘置所で自殺したことから、
彼は無実であると証明したくて、
冤罪弁護士の道に進みます。
ドラマにありがちな
主人公をかばい刺される同僚の弁護士、
楓を演じる川口春奈さん。
演出が古臭いとか、
楓がうざいなど言われていましたが、
私は面白く最後まで観られました。
警察のメンツ、権力、プライドなど、
理不尽なことも多く、
こんなことで冤罪を生み、
冤罪から更に事件が起こりと、
すっきりしない事件もありましたが、
世の中はこんなものかなという印象で、
見ていました。
もやもやの一番は
藤木直人さん演じる秋保の感情。
彼はガリレオの湯川教授のような立ち位置で、
拓の大学の先輩で、
事件を科学的に実証しています。
また大輔も秋保の後輩であり、
妹の恋人でもあります。
少し納得がいかないのが、
妹が殺され、
逮捕された大輔が、
やっていないと言うのに、
犯人として納得してしまったこと。
大輔は酷い取り調べから、
結局拘置所で自殺。
事件は犯人が死亡したことで終わっています。
秋保にとって
事件は終わっていて、
犯人は大輔で気持ちの整理を付けています。
それを調べている拓に納得がいかず、
拓との関係もぎくしゃくしています。
拓は最後まであきらめずに、
１１年後に真犯人を見つけます。
秋保にとって警察の冤罪ということは、
考えなかったのでしょうか。
大輔がやっていないという言葉を、
信じられなかったんでしょうか。
犯人は警察の無能を笑い、
新たに犯行を重ね、
更に二人殺しています。
結果、運よく
犯人を特定できましたが、拓が言う警察の隠ぺい体質が冤罪を生み、
法律が変わっても使う人間が腐っていては、
意味がない。
世の中は色んな思惑で権力者がうごめいているので、
ドラマの中くらいは、
すっきり楽しみたいのですけどね。
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