企業間取引において、支払いサイトというものがあります。
それは支払いまでに要する日数の事なのですが、支払いサイト30日であれば、売上が立ってから入金されるまで30日かかるという感じです。
例えば、お客さん⇒元請け企業⇒下請け企業という商流で契約が成立したとします。
お客さんから元請け企業へは支払いサイト30日で支払われ、元請け企業から下請け企業へは支払いサイト20日で支払われた場合、どう思いますか?
僕なら、元請け企業担当者のキャッシュフロー意識が非常に心配になります。
キャッシュフロー経営の重要な考え方は「入りは早く、出は遅く」が基本だからです。
お客さんと支払いサイト30日で契約するのであれば、下請け企業とは30日以上遅い支払いサイトにしなければなりません。
このキャッシュフローに関する考えが欠如すると、資金繰り不安を起こす可能性があります。
逆に流石だなーって思った企業に「サイバーエージェント」があります。
2019年9月期:売上高4536億円、営業利益308億円
2020年9月期:売上高4785億円、営業利益338億円
と立派な数字を叩き出している同社ですが、2019年9月期に7,100万円、2020年9月期に6,300万円の助成金収入を得ています。
数百億もの利益を出している企業が数千万円の助成金(キャッシュ)をどん欲に取りに行く!
こういう姿勢は非常に勉強になり、流石だなって思います。
良いところは見習って9月も頑張りましょう!!
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