2011年07月12日
少年ボクサー
BS世界のドキュメンタリーにて視聴。
キューバの少年ボクサーの話。
スポ根は苦手なんだが、もっとさわやかで愛らしい雰囲気の作品だった。
キューバの国民性故なんだろう。
キューバにはボクシングアカデミーなるものがあって、子供の頃からボクシングに打ち込める環境がある。
ボクシングや野球など、小国なのに世界的にも強い選手が多いのはこういった背景があるからのようだ。
あんまり政治的なつっこんだ話は無かったが、国が無理矢理とかそういう嫌な感じはしなかった。
作品中、トレーナーは生徒達を自分の子供だと言う。
それなりに厳しい練習を課したり叱ったりもするが、日本の体育会系で見られるような超高圧的な態度とは違う。
より生徒達に近い関係であり、よき人生の先輩である。
そんなトレーナー、試合のメンバー発表の後、選考で落としてしまった少年達を思い、トイレで一人涙する。
教育者ならずとも一人の大人として皆が彼のように子供達を愛するべきである。
元気をもらった。
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