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世界のドキュメンタリーにて視聴

「シリーズ オバマの課題」

メキシコ湾で原油が流出する事故が起き、再発防止の為6ヶ月間周辺の原油掘削作業停止「モラトリアム」を宣言したオバマ。

原油掘削事業によって支えられていた地元の町では経済が停滞し、日増しにオバマ批判、モラトリアム解除を求めた声が高まる。

そんな中、地元の環境問題を扱う若者達が集い、モラトリアム指示、オバマの公約でもあったクリーンエネルギーへの転換を訴えていく。

イベントや大学構内での演説、ビラ配り等でモラトリアムの重要性、クリーンエネルギー移行の必要性を訴えて行くわけだが、家族や親しい知人に誰かしら原油掘削事業従事者がいるこの地域ではなかなか共感が得られない。

業者側はロビー活動を強め地元選出の連邦政府議員なども引っ張り出し、モラトリアム攻撃を強めていく。

そしてその結果、4ヶ月でモラトリアム解除。

双方から恨まれるオバマさんがちょっと可愛そうに思えたよ。

業者側は環境にダメージを与えながらも経済的なメリットを地元庶民に与えている。

モラトリアム解除を要求する庶民の環境に対する無配慮で短絡的な思考は確かに誉められたものではないが、若者達にも対案が無さ過ぎる気もする。

原油掘削はよくない。
クリーンエネルギーに移行すべき。
それはわかった。だからって俺たちはどうやって生活したらいいんだ?

オバマにしてもその経済的な対策案がしっかりなければならない訳だが、不況だし、金持ちから取るのは至難の業だしで、中途半端な4ヶ月での解除となった訳だな。

オバマ支持派は現実的な対案を模索しつつ、もうちょっと長い目で見てじっくり改革を望む方がいいんじゃないかな。

大枠で言うと環境負荷のある事業に対しての税金で、モラトリアム地域への一時補償とクリーンエネルギー事業への投資、それによる雇用創出で長期対策というのがいいんじゃないでしょうか。

相変わらず言うが易しですまんけど。

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