2011年08月10日
インティファーダ NY〜アラビア語学校開設の波紋〜
BS世界のドキュメンタリーにて視聴。
<シリーズ オバマの課題>
9.11以降イスラム教徒への差別、偏見が増すアメリカ、ニューヨークにおいてアラビア語を教える学校ができるまでを描いた作品。
第二外国語としてそれぞれの学校では様々な言語が教えられている中、アラビア語を教える学校ができるのは自然な事なのに、それが大反発を食らって頓挫するという話。
日本ではあまり実感が無いが、現在イスラム圏への差別というのは国際的に大問題なのだなと改めて思う。
これはもう完全に反対側が悪くって、テロリストですら本来は耳を貸すべきところを、テロリストの母語と同じ言語だから、同じ宗教だからという理由だけで排斥するのはどう考えても間違い。
作品もそういった主旨であったように思う。
この問題については比較的冷静であろう第三者的日本人であれば誰しもそういう結論に至るだろうが、朝鮮、中国をはじめアジア諸国の人々に対して多かれ少なかれ同じような偏見あったりしないか?と敢えて言っておきたい。
そんな感じで他人事と思わず自らに置き換えて観てみればそれなりに反省すべき点はあるだろうね。
先日ロンドンで暴動が起こり、各地に飛び火する勢いだ。
問題の根底には高い失業率が生む貧困があるとされるが、それは移民問題と切っても切り離せない。
「差別」という問題が今も尚世界各地で悲劇を生んでいる事に注視せねばならないし、移民が流入し続ける日本も明日はわが身である。
差別の問題は法整備だけでは抜本的解決にはならず、個人個人が胸に手を当てて真摯に考えていかなくては乗り越えられない壁だと思う。
個々が内向きにならず、広い視野で、違う価値観に触れる事が解決への一歩なのではないだろうか。
問題の根底には高い失業率が生む貧困があるとされるが、それは移民問題と切っても切り離せない。
「差別」という問題が今も尚世界各地で悲劇を生んでいる事に注視せねばならないし、移民が流入し続ける日本も明日はわが身である。
差別の問題は法整備だけでは抜本的解決にはならず、個人個人が胸に手を当てて真摯に考えていかなくては乗り越えられない壁だと思う。
個々が内向きにならず、広い視野で、違う価値観に触れる事が解決への一歩なのではないだろうか。
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