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BS世界のドキュメンタリーにて視聴

かつて日本を沸かせたベトちゃんドクちゃんの今を追ったドキュメンタリー。

枯葉剤の影響で体がつながって産まれた二人はすぐに家族と別れ病院で育つ。その後日本から支援を受け分離手術を受ける。

その手術は病気になってしまったベトちゃんをドクちゃんから切り離すといったもので、その後ベトちゃんは寝たきりとなり、数年前亡くなった。

両親は常に二人を想い続けたが、それはドクには伝わらず、今では会話も無い。

2児の父となったドクは休みなく働きながら、正に分身であるベトを今も想う。

経済成長を続けるベトナムにおいて最下層で暮らしながら子供を想い続ける両親に涙、涙である。

なぜに彼等はこんなに苦しまなくてはいけないのか、枯葉剤の影響の再認識と日本人のミーハー能天気ぶりを痛感させられる。

なんだかよくわからないが反省してしまう。
それにしてもドク母、妹の環境はひどい。
日本人観光客が「安い!うまい!」と能天気に飲み食いしているレストランの脇で一日中地べたに座りながら皿を洗う。
夜はウカレポンチ観光客を横目にベランダで寝る。

ベトナムは社会主義国家を名乗る国々の中でも比較的マジメに社会主義やってるんじゃなかったのか?
経済発展著しいと言いながら戦争被害者である彼女達が都市部で惨めな生活を送り続けなくてはいけないのは何故なのか?
そこに焦点があっていなければ社会主義の意味がなくなってしまう。

そしてやはり加害者という側面があるアメリカはもっと補償を行なうべきだろう。
もちろんお金だけでは彼らの傷は癒せない。
それでもせめて衣食住だけでもと思わざる得ない。

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