ツバゴロウは本当は自分がショウを乗せて来たかったのですが、体力がなくてできなかったことを少し後悔していました。
そんなある日、ツバゴロウはショウからツバ助を紹介されました。
そして、ツバゴロウもツバ助と友だちになりました。
ある時、ツバゴロウはツバ助に自分の悩みを打ち明けました。
すると、ツバ助はツバゴロウがショウという人間と友だちになったことがすごいことで、ツバゴロウにしかできないことだと言いました。
ツバゴロウもツバ助がスズメのスズ太と友だちになったことがすごいと言いました。
ツバゴロウとツバ助はお互い自分では気付かなくても、相手の良いところ、すごいところは分かっていました。
そして、ツバ助はツバゴロウに、誰かのマネではなく、自分にしかできないことや、自分らしいところを知って、それを伸ばしていったほうがいいと言いました。
それを聞いたツバゴロウは心のモヤモヤが晴れてスッキリとし、とても気持ちが楽になりました。
「ボクはボクらしくいればいいんだ。ただそれだけでいいんだ…」
と、ツバゴロウは心の中でつぶやきました。
「キミのお兄さんは筋肉マッチョでたくましく、強いけれど、それを自慢することなく、誰かのために役立てようとしているから、みんなから慕われていたり、一目置かれているんだと思うよ」
「自分が好きなことや、熱中できることで、誰かの役に立てたらいいよね」
と、ツバ助が言いました。
そして、ツバゴロウとツバ助は、自分に何ができるだろうかと考え始めました。
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