私は腰痛の持病があるので、普段から腰痛対策を行っています。
それでもやはりぎっくり腰になる原因が重なってしまったようです。
今回は本当に「ゴキッ」のような、または「グキッ」というような音がしたように感じました。
しばらく座り込んでしまい、動けない状態になりました。
ですが、長年の経験から、とにかく腰を伸ばさないといけないと思い、部屋でうつぶせになっていました。
その状態では腰は痛くないのですが、寝がえりを打つことが出来ません。
起き上がることもできないまま、しばらくその状態でいるしかありませんでした。
とは言え、何もしないでこのままの状態でいるわけにもいかず、家族からシップと鎮痛薬をもらい、薬の効果が出るまでしばらくそのままでいました。
ぎっくり腰直後は本当にビタイチも動かせなくなりますが、鎮痛薬のおかげで、杖を突きながらゆっくり歩くことができました。
ですが、さすがに外出するのはできなかったので、その日は家に居ることにしました。
最低でも3日は安静にしていた方が良いと言う話を聞いた事がありました。
しかし、普段から動き回っている私にとっては、何もしない方が苦痛に感じられました。
さらに家事を家族に代わりにやってもらうのは限界を感じていました。
今思えば、家事代行サービスを利用すると言う方法もありました。
今までの腰痛の経験から、ストレッチをして、ずれた部分を元に戻した方が治りは早いと思いました。
そこで、薬で痛みが軽減されているのを利用して、腰をかなり反らせるようにしました。
すでに腰回りがずれているので、最初は痛くて、吐き気がしそうになりました。
ですが、そのままの姿勢でいたら、ずれが戻ったと同時に、痛みも無くなりました。
自分の中での感覚で、腰のずれを直していき、ずれが9割程度無くなってきたのを実感しました。
それでも初日は痛みがかなり残っていたので、しばらくはシップと鎮痛薬が必要だと思いました。
夜中になると、痛みを感じやすくなるようで、なかなか眠ることができませんでした。
体を横にした方が楽な場合もあるようですが、私の場合は両方の骨盤まで痛かったので、うつ伏せになるしかありませんでした。
ほとんど眠れないまま2日目を迎えました。
予定していた仕事をキャンセルし、この日も体調を優先に生活しました。
夕方くらいまでは杖を使って移動したり、家事を行っていました。
昨日のストレッチの効果が出たようで、夕方以降は杖無しで、壁つたえで歩けるようになりました。
再発を防ぐために、こまめに横になるようにしました。
さすがに掃除や洗濯はできませんでしたが、食事の支度や後片付けなどは、何とかやることができました。
それでも配膳は難しかったので、重箱を使い、なるべく歩く回数を減らすようにしました。
ぎっくり腰はその後のケアによって、かなり回復速度が違うようです。
スポーツ選手のケガの治りは早く、逆に運動不足の人はそれが遅いと言うのは十分にその理由が理解できます。
日頃から動いていたのと、初日に腰のずれを元に戻したことが、予定よりも早く回復出来た大きな理由だと思っています。
以前、あるテレビドラマでぎっくり腰になったおやじが1週間以上も動けず、寝たきりに近い状態になっているという場面を観たことがありました。
知人もぎっくり腰になった時は、何日も動けなかったと言っていました。
もちろん、ぎっくり腰の症状の度合いもありますが、やはり早めのケアが何よりも重要だと感じています。
私は今回のことで、家事が出来るかどうかではなく、家事をやらない、またはやりたくない人は、どんな状況になっても家事をやらないのだということが分かりました。
なので、そういう人はまったくアテにすることはできません。
仮に家事をやってくれる人でも、1〜2回くらいはやってくれますが、それ以上になると小言が出てきますし、そのストレスでさらに症状が悪化してしまいそうです。
それは何らかの病気で動けなくなった時も同様だと思います。
私が年末に熱を出した時も似たような状態だったので、さすがに今回の経験を踏まえ、今後のために何らかの対策を用意しておく必要があると痛感しました。
そこで家事代行サービスを利用しようと思っています。
日本人男性は様々な理由で、家事代行サービスを利用するのを反対する人も多いようです。
ですが、代わりに家事をやる人が居ないのであれば、その方法はとても有りがたいサービスです。
食事の宅配サービスも考えた事がありましたが、自分が動けない状況の時は、それも難しいと思いました。
食事の配膳や後片付けをやる人がいないからです。
なので、本当に家事をやる人が居ない場合は、家政婦さんか家事代行サービスを利用するしかないような気がします。
家事のために、離れたところに住んでいる身内に頼むわけにも行きません。
普段家事を全くやらない人は、何があってもやらないですが、それでも何とかなると思っているような気がします。
ですが、家事が滞ってしまうということは死活問題に繋がります。
その重要性が分かれば、家事を外部に頼むのも仕方がないと理解できると思います。
今でも反対する日本人男性が多いということは、やはり事の重大さをあまり感じていないような気がしました。
特に今は新型コロナ状況が続く中なので、不衛生な状態はなるべく避けたいものです。
全ての衛生面を考えると、家事を軽く考えるのは、かなり問題有りの思考だと思います。
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