しかし、捉え方によっては、「蜂が刺す」までは表現していないので、私個人の解釈ですが、「泣きっ面に蜂がやってくる」とも捉えることができると思います。
さらに、蜂が好きな人であれば、蜂がなぐさめにやってきたり、傍で見守ってくれていると解釈することもできるでしょう。
そもそも、「蜂=刺してくるもの」という固定概念や認識があるからこそ、このことわざが生まれたとも考えられます。
確かに、蜂は防衛本能として、危険を感じたら、人を刺してくるかもしれません。
しかし、今までの私の経験からでは、蜂の立場になって行動すれば、蜂は刺してはきません。
また、このことわざは「泣くな」と言っているわけではなく、泣くような不運や良くないことが起きても、そればかりに気を取られるのではなく、別のことに意識を向けることが大切だと言っていると思います。
このように捉えると、さまざまな自然災害や争い事が酷くなるか否かは、私たちの思考や感情によっても大きく左右されているように感じます。
ことわざの解釈は一般的なものもありますが、さまざまな視点から眺めてみると、違った捉え方が見えてくるのが面白いところです。
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