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2015年08月25日

「ハワイの若大将」感想

1963年08月11公開

東宝のドル箱映画シリーズ

 社長シリーズ
 駅前シリーズ
 クレージーキャッツ映画
 若大将シリーズ

のうちの一つ「若大将シリーズ」の4作目。

 田沼雄一(若大将):加山雄三
 石山新次郎(青大将):田中邦衛
 田沼久太郎(雄一の父、田能久の主人):有島一郎
 田沼りき(雄一のお婆ちゃん):飯田蝶子
 田沼照子(雄一の妹):中真千子
 江口敏(部のマネージャー):二瓶正也
 中里澄子:星由利子
 上田(化粧品会社のハワイ支社の社長):上原謙
 ジェーン上田(上田の娘):ハヌナ節子
 古谷老人(ジェーン上田の祖父、ハワイですき焼き屋を経営):左卜全
 戸井田教授:平田昭彦
 常吉(田能久の料理人):藤木悠
 石山新介(新次郎の父):三井弘次
 大川夏子(澄子の同僚):清水由紀
 赤塚(興行屋、赤蝮):堺佐千夫


ストーリーのパターンは、

大学のスポーツ部に属している老舗のすき焼き屋「田能久」の息子、田沼雄一
(愛称:若大将)がなにかのきっかけでヒロインと知り合う。悪友の石山新次郎
(愛称;青大将)がヒロインに惚れ、雄一は渋々石山にヒロインをゆずるが心は
晴れない。スポーツ部の大会で、駆け付けたヒロインの応援を受け優勝する。石
山は振られ雄一はヒロインとカップルになる。

です。


ストーリー(ネタバレ)

若大将は京南大学のヨット部の練習中に澄子の運転するモーターボートと衝突し、
澄子と知り合う。ヨット部は、破損したヨットの修理費を稼ぐためにパーティを
企画し、パーティ券をつてを頼って売りに行った化粧品会社で澄子と再会した。

若大将の悪友、青大将は、大量にパーティ券を購入。交換条件で希望していたヨ
ット部への入部を果たした。

青大将が父が持っていた競走馬が死んだため、その肉を部で食べようと、さばいて
もらう為に若大将の実家ですき焼き屋の「田能久」に持ってきた。若大将の祖母は
孫のために馬肉を店の上等な牛肉とすり替えてしまい、馬肉は父が接待をしていた
客が食べてしまった。

大学の前期試験で青大将に答案を見せた若大将は二人とも同罪と停学になってしまう。
若大将は勘当となり、青大将はハワイの大学に留学となった。しかし、青大将はハワ
イでもカンニングをしたため大学に行けず、ハワイで遊びまわっていた。そのため、
青大将の父は若大将に息子を日本に連れ戻すように依頼した。

ハワイに着いた若大将はタクシーでパスポートいや現金の入った荷物を紛失。青大将は
下宿先の古谷家から既に追い出されていた。一文無しで途方に暮れる若大将であったが、
偶然通りかかったハワイの化粧品店に転勤していた澄子と同僚の夏子に見つけられ、澄
子たちの車を寝床にさせてもらうことになった。

翌日、ワイキキビーチで青大将を見つけたが、日本に戻る気は全く無く、現在の住ま
いに付いていくと、使用されていないヨットに勝手に住み着いていることが分かった。
そのヨットは化粧品会社のハワイ支店の社長のもので、社長の娘は、古谷老人の孫で
もあった。

社長の口利きで、若大将は古谷老人のすき焼き屋、青大将も別のアルバイト先を紹介し
てもらった。実は古谷老人は若大将のお婆ちゃんが看板娘だっだころに田能久で働いて
いたことが分かった。

澄子に惚れた青大将は、若大将に自分の思いを代わって伝えてくれるように頼んだ。若
大将も澄子が好きだったが、友情のために引き受けた。

若大将からの告白を期待していた澄子は憤慨し、答えを聞けないでいるうちに転勤でまた
日本に戻ってしまった。

澄子がいなくなったハワイに未練はないと青大将は日本に帰ることを承諾する。若大将も
社長の娘との縁談を持ちかけられるが、辞退して日本に帰ることにした。紛失した荷物も
戻ってきた。

大学のヨット大会の日、若大将と青大将のペアで出走。澄子と夏子は応援に駆け付けた。
勝負は優勝常連校との一騎打ちとなり、最後に京南大学は逆転優勝した。

澄子は若大将に駆け寄り、振られて腐る青大将には夏子が駆け寄った。

田能久で優勝パーティが行われる中、ハワイから古谷老人が訪れ、お婆ちゃんと再開した。








大学のスポーツ部のマネージャーの江口敏役は通常は江原辰怡ですが、この回だけ二瓶正也
が演じています。DVDのコメンタリー解説で、江原が泳げない為、海に落とされるシーンのあ
る今回の映画は役を降りたため、二瓶がキャスティングされたと話していました。ある意味
わがままなので、これ以降の映画でも使われなくなってもおかしくないのに、次作ではまた
江原が復帰しています。

上原謙は加山雄三の実父で、親子共演です。

オリンピックを翌年に控えてのオリンピックネタがあります。お婆ちゃんが、外国人の客が
田能久に来た時のためにと英語を勉強していたり、父親が、オリンピックのための再開発で
近くにホテルが建ち、そこに入る飲食店が競合になるためオリンピックには反対と怒ってい
たり。(結局、ホテルに田能久の支店を出すことになり、問題も解決しました。)


すり替えた馬肉を食べて怒った客に、お詫びに上等の鹿肉を出したため馬と鹿で「馬鹿」に
なってしまい、客が怒ってしまったというセリフに笑いました。

まだ、カラーテレビが普及していない頃で、優勝常連校は赤のマスト、京南大学は黄色のマス
トとアナウンスされても田能久で白黒テレビを見て応援している人たちにはどれが若大将の
ヨットかわからずに困ってました。


この映画の同時上演は東宝の変身人間シリーズの最終作「マタンゴ」でした。

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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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