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2014年09月13日

iPS臨床手術、再起へ光「新しい一歩になってほしい」

おはようございます、ecarです。
今日は【iPS臨床手術、再起へ光「新しい一歩になってほしい」】 をお届けします。



iPS臨床手術 理研再生研、
再起へ光 
「新しい一歩になってほしい」
先端医療センター病院で行われたiPS細胞を使った移植手術。
患者募集やiPS細胞作製、
細胞シートの培養は、
隣接する理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター
(CDB)を中心とする3施設で連携して行われた。
STAP(スタップ)論文不正問題やCDB副センター長だった笹井芳樹氏の自殺、
CDBの規模縮小−と暗い話題が続いただけに、
今回の移植は久しぶりの明るいニュースとなった。

 

「患者への丁寧な配慮が今日の手術につながった。
非常に素晴らしいと思う」。
CDBに勤める40代の男性研究者は、
手術が無事行われたことをかみしめるように喜んだ。

 

CDBの研究成果はこれまで
「(医療への)応用の可能性を“底上げ”して話す傾向があった」
と指摘。
「それでは患者のためにならない。
『iPSで一発逆転』
ではなく、
少しずつ着実によい組織にしたい」
と再起への意欲を口にした。

 

3施設は神戸市などが約500億円をかけてポートアイランドで進める
「医療産業都市構想」
の中核施設。
平成15年には先端医療産業特区に認定され、
「計算速度世界一」
を2度獲得したスパコン
「京」
をはじめ約280社が拠点を構える。
しかし、
STAP問題以降は暗い話題ばかりが取り上げられていた。

 

神戸市の久元喜造市長は
「治療法の確立に、
神戸発の新しい医療技術が貢献することを期待したい」。
市の担当者も
「実用的研究を行うというCDBの改革案にも沿う」
と安堵(あんど)した様子だった。
兵庫県科学振興課の担当者も
「理研の新しい一歩になってほしい」
と期待を寄せた。



本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
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