2014年09月14日
iPS細胞、執刀医・栗本康夫氏世界初の移植手術に成功
おはようございます、ecarです。
今日は【iPS細胞、執刀医・栗本康夫氏世界初の移植手術に成功】 をお届けします。
iPS細胞から作った網膜の細胞の世界初の移植手術を終え、
記者会見する理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの
高橋政代プロジェクトリーダーと、
手術を担当した先端医療センター病院眼科の栗本康夫統括部長。
理化学研究所と先端医療センター病院(神戸市)のチームは12日、
さまざまな細胞に成長できる人工多能性幹細胞
(iPS細胞)から作った網膜の細胞を、
難病
「滲出型加齢黄斑変性」
を患う兵庫県の70代女性の右目に移植、
手術は成功したと発表しました。
iPS細胞から作った細胞を患者に移植する手術は世界で初めてです。
がん化などの問題が起きないか確認するのが主な目的です。
京都大の
山中伸弥教授(52)が開発した
iPS細胞を使う再生医療の今後を占う手術として注目されています。
手術は理研発生・再生科学総合研究センターの
高橋政代プロジェクトリーダー(53)らが進める臨床研究の一環です。
高橋さんは記者会見で
「無事に終わり、
安堵している。
大きな一歩だと思いたい」
と語りました。
手術を担当した病院眼科の栗本康夫統括部長も
「大きな節目を越えた」
と話しました。
手術は計6人に行う計画だそうです。
栗本 康夫
役 職
眼科部長
教育部長
その他の役職
先端医療センター病院眼科統括部長
京都大学医学部臨床教授
神戸大学医学部臨床教授
先端医療センター研究所視覚再生研究グループサブリーダー
略 歴
1986年 京都大学医学部卒業および京都大学医学部眼科学教室入局
1988年 京都大学大学院医学研究科博士課程(脳統御医科学専攻)
1992年 国立京都病院眼科医員
1993年 神戸市立中央市民病院眼科副医長
1997年 信州大学医学部眼科学教室講師
2000年 ハーバード大学スケペンス眼研究所研究員
2002年 信州大学医学部眼科学教室助教授
2003年 神戸市立中央市民病院眼科部長代行
2003年 神戸大学医学部臨床助教授(兼任)
2003年 先端医療センター再生医療研究部視覚機能再生研究チームディレクター
2003年 (兼任)
2003年 京都大学医学部臨床助教授(兼任)
2005年 先端医療センター研究所視覚機能再生研究グループディレクター
2005年 (再生医療研究部視覚機能再生研究チームディレクターより改組)
2006年 神戸市立中央市民病院眼科部長
2006年 神戸市立中央市民病院研修室長(兼任)
2006年 京都大学医学部臨床教授(兼任)
2007年 神戸市立医療センター中央市民病院眼科部長、同研修室長
2007年 (施設名称変更)
2007年 神戸大学医学部臨床准教授(兼任)
2008年 先端医療センター改組に伴い病院眼科客員部長および研究所視覚再生研究グループサブリーダー(兼任)
2011年 先端医療センター病院眼科統括部長(兼任)
2013年 神戸大学医学部臨床教授(兼任)
資 格
医学博士(京都大学)
日本眼科学会認定眼科専門医
日本眼科学会認定眼科指導医
PDT認定医
臨床研修指導医養成講習会修了
臨床研修プログラム責任者養成講習会修了
所属学会
日本眼科学会
米国視覚と眼科学の研究会
米国眼科アカデミー
日本緑内障学会
日本網膜硝子体学会
日本眼科手術学会
日本眼循環学会
日本眼内レンズ屈折手術学会
日本眼光学会
日本神経科学学会
米国神経科学学会
神経組織の成長・再生・移植研究会
日本再生医療学会
専 門
・緑内障の診療と臨床研究
・網膜硝子体疾患の診療と臨床研究
・白内障の手術治療と臨床研究
・神経幹細胞を用いた網膜の再生医療の実験的研究
・iPS細胞を用いた網膜の再生医療の臨床研究
理研などによると、
患者の女性の皮膚から採った細胞に遺伝子を導入し、
iPS細胞を作製。
さらに目の網膜の色素上皮細胞に成長させ、
移植用のシートを作りました。
この日の手術は午後2時20分に開始。
網膜にできた異常な血管や傷んだ組織を除去した上で
縦1・3ミリ、
横3ミリのシート1枚を移植、
計画通り2時間で終了した。
順調に経過すれば1週間ほどで退院できる見通し。
安全性や効果の評価には約1年かかるといいます。
女性は3年にわたり注射薬の投与を受けたが、
症状は徐々に悪化しました。
視野の中心は見えず、
視力は矯正しても0・1未満といいいます。
栗本さんは
「視力が1・0になることは考えられないが、
注射から解放され、
目の機能が維持されれば大きなメリットだろう」
と話しました。
病状が早期の患者では視力がより回復する可能性があるという。
滲出型加齢黄斑変性は、
血管の異常増殖で網膜が傷つき、
視野がゆがんだり暗くなったりし、
失明にもつながります。
国内で約70万人の患者がいるとされます。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【iPS細胞、執刀医・栗本康夫氏世界初の移植手術に成功】 をお届けします。
iPS細胞から作った網膜の細胞の世界初の移植手術を終え、
記者会見する理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの
高橋政代プロジェクトリーダーと、
手術を担当した先端医療センター病院眼科の栗本康夫統括部長。
理化学研究所と先端医療センター病院(神戸市)のチームは12日、
さまざまな細胞に成長できる人工多能性幹細胞
(iPS細胞)から作った網膜の細胞を、
難病
「滲出型加齢黄斑変性」
を患う兵庫県の70代女性の右目に移植、
手術は成功したと発表しました。
iPS細胞から作った細胞を患者に移植する手術は世界で初めてです。
がん化などの問題が起きないか確認するのが主な目的です。
京都大の
山中伸弥教授(52)が開発した
iPS細胞を使う再生医療の今後を占う手術として注目されています。
手術は理研発生・再生科学総合研究センターの
高橋政代プロジェクトリーダー(53)らが進める臨床研究の一環です。
高橋さんは記者会見で
「無事に終わり、
安堵している。
大きな一歩だと思いたい」
と語りました。
手術を担当した病院眼科の栗本康夫統括部長も
「大きな節目を越えた」
と話しました。
手術は計6人に行う計画だそうです。
栗本 康夫
役 職
眼科部長
教育部長
その他の役職
先端医療センター病院眼科統括部長
京都大学医学部臨床教授
神戸大学医学部臨床教授
先端医療センター研究所視覚再生研究グループサブリーダー
略 歴
1986年 京都大学医学部卒業および京都大学医学部眼科学教室入局
1988年 京都大学大学院医学研究科博士課程(脳統御医科学専攻)
1992年 国立京都病院眼科医員
1993年 神戸市立中央市民病院眼科副医長
1997年 信州大学医学部眼科学教室講師
2000年 ハーバード大学スケペンス眼研究所研究員
2002年 信州大学医学部眼科学教室助教授
2003年 神戸市立中央市民病院眼科部長代行
2003年 神戸大学医学部臨床助教授(兼任)
2003年 先端医療センター再生医療研究部視覚機能再生研究チームディレクター
2003年 (兼任)
2003年 京都大学医学部臨床助教授(兼任)
2005年 先端医療センター研究所視覚機能再生研究グループディレクター
2005年 (再生医療研究部視覚機能再生研究チームディレクターより改組)
2006年 神戸市立中央市民病院眼科部長
2006年 神戸市立中央市民病院研修室長(兼任)
2006年 京都大学医学部臨床教授(兼任)
2007年 神戸市立医療センター中央市民病院眼科部長、同研修室長
2007年 (施設名称変更)
2007年 神戸大学医学部臨床准教授(兼任)
2008年 先端医療センター改組に伴い病院眼科客員部長および研究所視覚再生研究グループサブリーダー(兼任)
2011年 先端医療センター病院眼科統括部長(兼任)
2013年 神戸大学医学部臨床教授(兼任)
資 格
医学博士(京都大学)
日本眼科学会認定眼科専門医
日本眼科学会認定眼科指導医
PDT認定医
臨床研修指導医養成講習会修了
臨床研修プログラム責任者養成講習会修了
所属学会
日本眼科学会
米国視覚と眼科学の研究会
米国眼科アカデミー
日本緑内障学会
日本網膜硝子体学会
日本眼科手術学会
日本眼循環学会
日本眼内レンズ屈折手術学会
日本眼光学会
日本神経科学学会
米国神経科学学会
神経組織の成長・再生・移植研究会
日本再生医療学会
専 門
・緑内障の診療と臨床研究
・網膜硝子体疾患の診療と臨床研究
・白内障の手術治療と臨床研究
・神経幹細胞を用いた網膜の再生医療の実験的研究
・iPS細胞を用いた網膜の再生医療の臨床研究
理研などによると、
患者の女性の皮膚から採った細胞に遺伝子を導入し、
iPS細胞を作製。
さらに目の網膜の色素上皮細胞に成長させ、
移植用のシートを作りました。
この日の手術は午後2時20分に開始。
網膜にできた異常な血管や傷んだ組織を除去した上で
縦1・3ミリ、
横3ミリのシート1枚を移植、
計画通り2時間で終了した。
順調に経過すれば1週間ほどで退院できる見通し。
安全性や効果の評価には約1年かかるといいます。
女性は3年にわたり注射薬の投与を受けたが、
症状は徐々に悪化しました。
視野の中心は見えず、
視力は矯正しても0・1未満といいいます。
栗本さんは
「視力が1・0になることは考えられないが、
注射から解放され、
目の機能が維持されれば大きなメリットだろう」
と話しました。
病状が早期の患者では視力がより回復する可能性があるという。
滲出型加齢黄斑変性は、
血管の異常増殖で網膜が傷つき、
視野がゆがんだり暗くなったりし、
失明にもつながります。
国内で約70万人の患者がいるとされます。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
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