2014年09月18日
iPS細胞 iPS網膜移植、女性患者が退院、健康状態良好
おはようございます、ecarです。
今日は【iPS細胞 iPS網膜移植、女性患者が退院、健康状態良好】 をお届けします。
iPS細胞から作った網膜の細胞の世界初の移植手術を終え、
記者会見する理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの高橋政代プロジェクトリーダー。
手術を担当した先端医療センター病院眼科の栗本康夫統括部長
iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った網膜細胞を右目に移植する
世界初の手術を受けた兵庫県在住の70歳代の女性患者が18日退院したと、
実施施設の先端医療センター病院(神戸市)が発表した。
右目からの大量出血など、
術後に大きな問題は起きておらず、
健康状態も良好という。
同センターによると、
女性患者は、
網膜細胞の一部である黄斑が傷つく目の難病「加齢黄斑変性」で、
12日に移植手術を受けた。
手術後は毎日、
検査を受けていたが、
経過は順調で、
当初の予定されていた入院期間の1週間よりも早い6日間で退院できた。
今後1年間は経過観察として、
がん化の有無や視力回復の効果などを調べる検査を1〜2か月に1回行う。
その後3年間は年1回検査する。
世界初となる人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜細胞の移植手術から一夜明けた13日、
手術に当たった先端医療センター病院(神戸市)の栗本康夫眼科統括部長(53)は同市内で会見を行い、
「今朝の診察で患者は
『見え方が明るくなった』
と話していた」
と術後経過を報告した。
共同で12日に移植手術を行った理化学研究所発生・再生科学総合研究センター
(同市)の高橋政代プロジェクトリーダー(53)は、
“STAP論文問題”
でセンター内が揺れるなか、
再生医療への情熱を燃やし続けていた。
「合併症などはなく、非常に順調」。
世界初の大手術から一夜明け、
神戸市内で会見した栗本氏は、
そう患者の容体を表現した。
栗本氏によると、
眼帯を外した女性は
「見え方が明るくなった」
と話していたという。
手術で実施した網膜の異常な血管の除去で視野が明るくなった可能性がある。
今回の手術は、
12日に理研発生・再生科学総合研究センターの高橋氏と同病院のチームが行った。
難病
「滲出型加齢黄斑変性」
を患う兵庫県の70代女性の皮膚細胞からiPS細胞を作製し、
網膜組織の細胞へ成長させたうえ、
この女性の右目に移植。
高橋氏らが同日の会見で、
手術に成功したと明らかにした。
兵庫70代女性 診察は13日午前9時過ぎに開始。
移植した細胞が網膜の中心に収まっていたことが確認された。
患者の女性はうつぶせの姿勢を維持しないといけないために
「多少眠りづらい」
と話したが、
表情は明るいという。
今後、
1年かけ、
安全性や効果の評価をする。
その後も、
iPS細胞の治療で懸念されるがん化などの問題が起きないかの確認を続ける。
順調に経過すれば、
1週間ほどで退院できる見通しだ。
チームによると、
患者は注射薬の投与を3年にわたり受けたが、
徐々に症状が悪化。
視野の中心は見えず、
視力は矯正しても0・1未満。
チームは、
視力が1・0になることは考えられないが注射から解放され、
目の機能が維持されれば大きなメリットとみている。
滲出型加齢黄斑変性は、
失明にもつながる病気。
国内で約70万人の患者がいるとされている。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【iPS細胞 iPS網膜移植、女性患者が退院、健康状態良好】 をお届けします。
iPS細胞から作った網膜の細胞の世界初の移植手術を終え、
記者会見する理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの高橋政代プロジェクトリーダー。
手術を担当した先端医療センター病院眼科の栗本康夫統括部長
iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った網膜細胞を右目に移植する
世界初の手術を受けた兵庫県在住の70歳代の女性患者が18日退院したと、
実施施設の先端医療センター病院(神戸市)が発表した。
右目からの大量出血など、
術後に大きな問題は起きておらず、
健康状態も良好という。
同センターによると、
女性患者は、
網膜細胞の一部である黄斑が傷つく目の難病「加齢黄斑変性」で、
12日に移植手術を受けた。
手術後は毎日、
検査を受けていたが、
経過は順調で、
当初の予定されていた入院期間の1週間よりも早い6日間で退院できた。
今後1年間は経過観察として、
がん化の有無や視力回復の効果などを調べる検査を1〜2か月に1回行う。
その後3年間は年1回検査する。
世界初となる人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜細胞の移植手術から一夜明けた13日、
手術に当たった先端医療センター病院(神戸市)の栗本康夫眼科統括部長(53)は同市内で会見を行い、
「今朝の診察で患者は
『見え方が明るくなった』
と話していた」
と術後経過を報告した。
共同で12日に移植手術を行った理化学研究所発生・再生科学総合研究センター
(同市)の高橋政代プロジェクトリーダー(53)は、
“STAP論文問題”
でセンター内が揺れるなか、
再生医療への情熱を燃やし続けていた。
「合併症などはなく、非常に順調」。
世界初の大手術から一夜明け、
神戸市内で会見した栗本氏は、
そう患者の容体を表現した。
栗本氏によると、
眼帯を外した女性は
「見え方が明るくなった」
と話していたという。
手術で実施した網膜の異常な血管の除去で視野が明るくなった可能性がある。
今回の手術は、
12日に理研発生・再生科学総合研究センターの高橋氏と同病院のチームが行った。
難病
「滲出型加齢黄斑変性」
を患う兵庫県の70代女性の皮膚細胞からiPS細胞を作製し、
網膜組織の細胞へ成長させたうえ、
この女性の右目に移植。
高橋氏らが同日の会見で、
手術に成功したと明らかにした。
兵庫70代女性 診察は13日午前9時過ぎに開始。
移植した細胞が網膜の中心に収まっていたことが確認された。
患者の女性はうつぶせの姿勢を維持しないといけないために
「多少眠りづらい」
と話したが、
表情は明るいという。
今後、
1年かけ、
安全性や効果の評価をする。
その後も、
iPS細胞の治療で懸念されるがん化などの問題が起きないかの確認を続ける。
順調に経過すれば、
1週間ほどで退院できる見通しだ。
チームによると、
患者は注射薬の投与を3年にわたり受けたが、
徐々に症状が悪化。
視野の中心は見えず、
視力は矯正しても0・1未満。
チームは、
視力が1・0になることは考えられないが注射から解放され、
目の機能が維持されれば大きなメリットとみている。
滲出型加齢黄斑変性は、
失明にもつながる病気。
国内で約70万人の患者がいるとされている。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
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