宇宙の戦争映画を無くそう

東日本大震災(2011年3月11日)と、宇宙の戦争映画ガンダム

獣でも夢の配偶者が身近に居る事が必要で、地球の表面積に限りの在るという事が、飼育（動物園）という考え方だろうと思います。
傍に側（そば）に居るけど、必要以上に触れ合わ無い、それが動物園の動物の飼育という考え方だろうと思いました。

最初の商業用アニメーション映画が、ミッキーマウスの「蒸気船ウィリー」であることから、ディズニーは、マグマの溶岩の膨脹熱の地球温暖化も、動物の保護という飼育も、解っていたのでは、ないのかと思いました。ウォルト・ディズニーは１９６７年に世を去ったということですから他のスタッフだったのかも知れないですが。

ガンダムに宇宙の戦争を表現された事は、宇宙人やＵＦＯを伝聞でしか見聞きした経験の無い、一般の映画・映像作品の視聴者に、必要以上の不必要な未来への恐れを思わせたと思います。
これは芸術の失敗だと思います。宗教的にも倫理的にも、１９９５年の阪神大震災の死者数６０００人から２０１１年の東日本大震災の死者数１９０００人まで、災害の被害規模の問題で無く、安全のための人間に本来、備わっているはずの予知能力の欠如という意味で、今の地球人類に無い宇宙での暮らしを悪く表現した事が、ガンダムの視聴者に必要以上の排他主義にならせたと思いました。

私自身、１９９２年の「ガンダム００８３」にスペースコロニーの戦争を再度、物語の中で過去の出来事として表現し、１９９１年の現実の湾岸戦争について考えるという誤魔化しの語法を提案していました。
今回、２０１０年３月開始の「ガンダムユニコーン」が再びスペースコロニーの戦争を、ガンダムの物語の起点である宇宙世紀００７９年から宇宙世紀００９２を見るので無く「ガンダム００８３」の宇宙世紀００８３を起点とした宇宙世紀００９６年の物語とした事に、「ガンダム００８３」を考えたのは誰か、という質問を読んだと思いました。

一昨年２０１０年６月に人生で初めて夢が連日に成った私としては、「そろそろガンダムも宇宙の戦争表現を止めて下さい」と思いました。
もっとも、私の反省点ですが、２０００年３月にインターネットで北海道の火山の有珠山の噴火の期日を「テレビ番組『ターンＡガンダム』の最終回の東京地区の放映日」と期日の預言に成功し、２００２年１０月に日本国内で放送開始の「機動戦士ガンダムＳＥＥＤ」を神の番組と思わせ、「機動戦士ガンダムＳＥＥＤ」が戦争開始を選択した宇宙の時代の物語であるという悪質な表現で、２００３年３月２０日、大量破壊兵器が国内に無いにも係わらずアメリカ合衆国の国防省から国際連合で嘘の情報を２００３年２月に伝えアメリカ合衆国の国内の世論調査で独断的に始められたイラク戦争を始められた時に、私は「ガンダムの宇宙の戦争表現を止めて下さい」と思っていました。
しかし２００４年１０月の「機動戦士ガンダムＳＥＥＤ　ＤＥＳＴＩＮＹ」という題名のテレビ番組の企画を再び提案し、「テレビ番組の『機動戦士ガンダムＳＥＥＤ　ＤＥＳＴＩＮＹ』の第４話の放映日に新潟県中越地震になる」と預言し２００４年１０月の土曜日に現実の新潟県中越地震になった事から、ガンダムの視聴者に、どうしようもないほど、宇宙の戦争の物語であるガンダムを神がかり的な正しい物語と思わせてしまった事が、今回の「ガンダムユニコーン」の視聴者の排他主義に、なってしまったと思いました。

ユニコーンという企画についてはギリシャ神話の一角獣・神獣という事ですから、動物園の飼育哲学と同じで、物語の最後は一角型のガンダムが２機、少し離れた倉庫か、どこかで、日常的に近寄ったり離れたり近寄ったりロボット（モビルスーツ）だから触れ合わないを繰り返しているというのが、大変に漫画的な表現ですが、「機動戦士ガンダムＵＣユニコーン」という物語には最も相応しいラストシーンだろうと私が思っていました。
物語のドラマ的表現としては、オードリー・バーン（ミネバ・ラオ・ザビ）の母親が父親ドズル・ザビの戦死後１３年で再婚し２６年で仕事を始めたという時を見守ったという場面になるのでしょうけど。

「ガンダムユニコーン」第１話でマリーダのクシャトリフというモビルスーツをスペースコロニーの外の宇宙空間に追い出したバナージ・リンクスですから、本来は、宇宙空間に追い出されたバナージ・リンクスが「ガンダムユニコーン」の物語の最後ですが、コンピューターゲームがあるという事で、破壊的な動きを自動で察知した一角獣型のガンダムが自動で動いたという事にも出来そうに思いました。

作画と映像の編集が手間ですが、東日本大震災の津波で破壊された被災地の映像に、コンピューターゲームをしていたバナージ・リンクスの場面を編集して「機動戦士ガンダムＵＣ」の物語を終わらせてしまえば、これは映画の映像文法上の誤魔化しですから、再び宇宙の戦争の物語を続け無いで下さいと思います。

宇宙の戦争の物語を続けて、宇宙人は悪い場合に戦わなくては成らないのかと思わせた事が、平和を信じ無かった罰としての、今回の２０１１年の東日本大震災が１９９５年の阪神大震災の３倍の死者数だった、人の心の悪化だったと思います。
宇宙人もＵＦＯも悪いのかと疑念を抱かせた事が主として２０世紀の映画・映像・文化・芸術作品の最大の失敗ですから、ガンダムの物語表現から宇宙の戦争を無くして下さいと思いました。

私が見たＵＦＯは、空を飛んでいるだけで、映画「未知との遭遇」（1977年アメリカ映画 Close Encounters of the Third Kind）の光の電飾の多い空飛ぶ未確認飛行物体のＵＦＯと、デザインは違いますが同じ飛び方です。お正月の飾り物に、白色の餅（もち）が在りますが、本当に食品文化も情報を正しく伝える、手段で在り、方法で在ると、思いました。