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2017年05月29日

試合中の出血

ご訪問ありがとうございます、ねこ山です。


今回は主審を務めさせていただいた試合で

ヘディングの競り合いでの接触で起こった事象です。


前半終了間近に、ペナルティーエリア近くの右サイドで

ヘディングを競り合った際に接触があり片方の選手が倒れこんでしまいました。

プレーは正当に行われたと判断しましたので、ファールはとらずプレーを続行させました。

倒れこんだ選手の様子を伺っていましたが、起き上がる気配が無いので

笛でプレーを停止させ、ボールのあった位置を確認して

選手にその場所からドロップボールで再開することを告げました。

倒れこんでいる選手に駆け寄り、声をかけますがうつ伏せでうずくまったままでした。

辛そうでしたが、負傷の具合を確認するために

仰向けになるように身体を動かすと、鼻からの出血が確認できたので

ベンチにプレーの続行は無理の合図をして、フィールドに入るように指示しました。


ここでは。競技規則の第5条

出血した競技者を確実にフィールドから離れさせる。その競技者は、止血および用具
に血が付着していないことを十分に確認された後、主審の合図を受けてからのみ復帰
できる。


が適用されます。

出血した選手をフィールから離れさせてプレー再開です。

しかし、フィールド(人工芝)には直径5センチほどの血液が残っていました。

プレーの妨げになることも考えられたため、ティッシュで血液を吸いとった後にプレーを再開しました。

我ながら落ち着いて対応できたのではないかと思います。



後半に、出血のあった選手が再度フィールドに入るとのことでしたので

止血の確認をしてフィールドへ入ることを認め後半を開始しました。

ただ、用具への血の付着が無いことの確認は忘れてしまいました。


まだまだです。





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