どうしようもない男の自叙伝

初めての裁判に挑んだ日のお話しです。

とうとうこの日がやってきました。朝の点呼や食事を終えて、その後の運動時間もソワソワ・・・
なぜか落ち着きませんでした


周りのみんなも「大丈夫や」「心配ない」などと声を掛けてくれました
部屋に戻って今日の予定を留置課の職員から言い渡されます。

昼一番に裁判所へと向かうことになる為、特別にその日は私だけが早めの昼食。
しかし、昼食には時間が早い事や、緊張していることもあって食事が喉を通りませんでした

そして午前中は法廷で自分が発言する事などをおさらいしながら過ごしていましたが、時間はあっという間に過ぎていきます。

「17番！！出発」
出発時間です。私は部屋から出され、手錠をかけられ腰に縄を縛られた状態で警察署の地下にある駐車場へ連行されました。警察車両のワゴン車に乗り込み、いよいよ裁判所へ向かいます。


（後編）へ続きます・・・

つまらない自叙伝ですが、
お付き合いいただければ幸いです。

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