あとわずかとなった時のお話しです。
嫁と一緒に裁判所へ入りました。
後部座席に積んであるバッグは持たずに
とりあえず弁護士との約束の場所へ・・・
建物内に入ると緊張感が一層増します。
待ち合わせいた弁護士はほぼ同時に到着。
案内されるがまま法廷のある階へ向かい
廊下を挟んだ別室へ入りました。
そこで、本番前の最後の打合せです。
弁護士曰く、
「おそらく執行猶予が付くと思う」
との前置きで、簡単な裁判の流れを
説明してくれました。
判決公判の場合、開始早々に
判決を言い渡されるとは聞いていました。
主文の言い渡しの冒頭で求刑と同じ
「2年・・・」と始まれば、
その後の裁判官からの言い渡しには
ほぼ執行猶予が付く結果となるそうです。
反対に始まりが求刑より少ない場合、
例えば、求刑2年に対して
「1年6月・・・」の場合は
実刑が確定的だと聞きました。
恐らく私の緊張を少しでも解そうと
普段、話さないようなことまで
弁護士は喋ってくれたのです。
国選の若い男性弁護士でしたが
今日の裁判の結果次第では、
この瞬間が最後の接見となるので、
4ヶ月もの間、私に良くしてくれた事に
感謝し、嫁と一緒に礼を言いました。
そんなこんなで、約30分余りの
事前確認の時間は過ぎていきました。
部屋を出る準備をし気を引き締めて
最後の裁判に向かいます。
部屋を出たところで、弁護士と嫁、
そして私は別々に入室を待ちます。
待機していた警察官に付き添われ
法廷のドアが開きました。
地に足が付かないような感覚で入廷し
傍聴席に目を向けてみると
会社関係者と少し離れた席に
今回も『S 』さんの姿がありました
指定の被告人席に着き
いよいよ裁判が始まりました。
果たして運命の判決は・・・?
つまらない自叙伝ですが、
お付き合いいただければ幸いです。
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【追伸】
3年かけて書いてきたこの実録ブログ。
次回100話目をもって
一旦終了させていただきます。
また、その後の第二章を執筆予定です。
こちらのブログも並行してご覧ください
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