いよいよ判決公判当日のお話しです。
朝を迎え、緊張感が増しますが
意外と落ち着いていた当日の朝。
昨夜、保釈期間中最後の夜を
家族との団欒で締めくくれた事が
平常心でいられた一番の要因です。
子供たちがそれぞれ登校するのを
嫁と一緒に玄関先で見送りました。
下校時は会えないかもしれない
その日の裁判は午後1時から。
今、子供たちを笑顔で見送ったのは
次にこの子たちの顔を見れるのは
1年以上先になるかもしれないと、
考えていたからです。
「帰ってきて、今日も待ってるからな」
と、3人の子供たちに言いながら
帰ってこれる!!と自信を持つように
自分に言い聞かせていたのです。
子供たちを送り出した後、嫁と話しました。
「何があっても、帰ってくるのを待つ」
と言ってくれてはいますが、
よく見ると、私より嫁の方が
不安そうな顔をしています
ここで自分が不安そうにはできない。
そう思った私は確信も無いのに
絶対大丈夫!!今日は帰ってこれる
と、強気な態度で接しました。
家を出るまであと2時間・・・
本当はこの時、私はビビッてました
いくら覚悟は出来たと言っても
やっぱり運命の日!!
この先、早く社会復帰を目指したい!!
刑務所に入ったらそれも出来ない!!
念の為、収監された場合用に準備した
バッグの荷物を最終確認をしながら、
泣き出したいくらいの気持ちでした。
刻一刻と時間は過ぎていき、
とうとう昼になってしまいました
泣いても笑ってもあと1時間で結果が出る。
はたして、判決で執行猶予がついて
無事に今夜も家に戻ってこれるのか?
そんな事を考えながら嫁の車に
荷物を積み込みました。
自宅から裁判所までは車で約20分。
到着後は、法廷に入る前に弁護士との
最後の簡単な打合せがあるので、
少し早めに出発して現地で待機しました。
そして、アッという間に裁判所へ到着。
いよいよ運命の瞬間を迎えます・・・
つまらない自叙伝ですが、
お付き合いいただければ幸いです。
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【追伸】
3年かけて書いてきたこの実録ブログ。
あと2話をもって一旦終了させていただきます。
また、その後の第二章を執筆予定です。
こちらのブログも並行してご覧ください
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