どうしようもない男の自叙伝

昨年末から続く絶不調。
未だに長いトンネルから抜け出せない
そんな状態がもう半年近く・・・
なんとか改善すべく行動するものの
一向にトンネルから光は見えない。



このままでは悪循環の火に
油を注ぐだけになる。
そうこうしているうちに
今年ももうすぐ折り返してしまうので、
2023年の後半にむけて、
色々と諦める選択をしました。

選択肢が限られたマイホームの行方


まずは任意売却したマイホーム。
住み続ける事が目標でしたが、
やはり資金的に厳しい状況のため
完全に手放す方向にしました。





そしてこのブログ。
続編を立ち上げるつもりでいましたが、
今の状況ではそこまで余裕が無い。
状態が落ち着くまでの間は
とりあえず不定期で
このブログを更新することにします。

現在のリアルな更新は
こちらのブログで確認してください。

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ゴールデンウイーク中
支払い先や返済先からの
督促や電話がなかったので
一時の休息期間でした

大型連休は借金持ちにとっても休息期間

気が付けば5月も中旬に差し掛かり、
初夏のような気候になり、
大好きな夏が近づいてますが
気分は全く晴れません。

連休中が静かだったぶん・・・
その反動で連日ダウンしそうです
遅れている支払い先からの電話や
返済先からの督促状等々・・・
もう何から手をつけていいのか？？？


対応できることから順番にと思っても
追い打ちをかけるように次々と
問題が発生してしまいます

なんとか手を打てたとしても
その間に発生する利息や手数料
結局は悪循環になるだけ。

無情にも時間だけは過ぎていきます。

あ〜ッ、もう大金手にして
どこかへ消えてしまいたい

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転がり落ちた男の借金伝

生きていればなんとかなる！！
と言うか・・・
生きていくしかない
と言う方が正しいのかもしれません。

そんな記事を書いてから
一ヶ月あまりが経過しましたが、
状況は一向に良くなる気配がない
もう生きていくのがしんどくなりました。

昨夜、変な夢を見たんです。
死んでしまう夢



病死なのか？、自殺なのか？
原因はわかりませんが、
天井から自分を見てるんです。

自分の周りに嫁や子供がいて
私の名前を呼んでいて、
なぜか、私がその光景を天井から見てる。
え？オレ死んだの？って・・・
幽体離脱？臨死体験？？？
なにがなんだか訳がわからず
返事をしても誰も気づいてくれないんです

それでも天井から私が嫁に伝えたいことは・・・
「借金の返済日が近いから処理してくれ」
「どの口座にいくら入金してくれ」
「支払いが遅れそうだから電話してくれ」
等々・・・
いくら叫んでも聞こえないんです。
このままでは嫁や子供に負担を背負わせてしまう。
さあ、どうしたものか・・・

と、あたふたしてる場面で目が覚めた

なんだこの夢は
死んでしまってるのにお金のこと、
借金の返済や支払いのことばかり。

死んでからもこんな状況なら
借金持ちは死ぬこともできないですね





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転がり落ちた男の借金伝

3月も残り一週間あまり…
昨年末にこのブログを終了して、
今年は新たなブログを立ち上げるために
色々と考えながら準備をしていました。

しかし…
収入の激減で住宅ローンの延滞が続き、
今年に入ってから危機的な状況となり
気がつけば、寒かった冬を超えて
いつのまにか桜の季節になりました。

この一ヶ月、最後の悪あがきとばかりに
もがき続けたものの奇跡は起こらず、
保証協会によるローンの代位弁済となり、
結局は持ち家を手放すことになりました
もう打つ手が無いから仕方ない。

その話の続きや詳細はこちらのブログで
随時更新していきますが…
こんな状況でも時間は止まらないし、
みんな平等に時は流れていく。

センバツ高校野球も熱戦を繰り広げ、
WBCは最高の結果で終わった。
野球好きの自分にとっては
勇気づけられる出来事です。

生きていればなんとかなる️️！！

そう思いながら、今のどん底から
また這い上がれる日が来ることを
信じたいと思います。


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と、いうことで・・・
新しいブログを開設するまでは
しばらくは月一くらいのペースで
このブログで近況報告的に更新します

また、随時更新している
コチラのブログもよろしくお願いします。

転がり落ちた男の借金伝

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2013年2月20日の朝
私が逮捕された日。
その日の記事はこちらから

あれから10年の歳月が経ち
なんとか社会復帰も果たし、
現在まで生き延びてきた。

泣いたり笑ったり
楽しんだり苦しんだり…
その都度、乗り越えてきた。

3年前、このブログを立ち上げ、
自分の黒歴史を振り返ると同時に
頑張って生きる為の糧にしてきた。

そして今度は誰かの役に立つような
続編を制作したいと思っているのに、
そんなこと言ってられないような事態が
このタイミングで訪れてしまった。

自業自得とは言え、お金の苦労だけは
どうしても今でもついて回る。
困った時はブログで紹介してるような
金融屋さんに助けてもらえた。

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40代半ばからの七転八倒な人生
50代半ばに差し掛かる今
奇しくもあの時と同じ日に
危機的な事態がやってきた。

家を手放さければならないかもしれない

遅れた住宅ローンの支払い期限が
迫ってるのに打つ手がなくなった

仕事を独立してすぐの頃から
世の中がコロナ禍に振り回された。
不安定な収入になってしまったが
バイトを二件掛け持ちしながら
側に居てくれる嫁や子供達の為に
なんとか守り続けてきた。

ローンの融資を受けてる銀行も
今の現状を踏まえて考えてくれた。
遅れながらも最低限の支払いで
融通をきかせてくれていたのだが、
さすがに限界まできたようだ。

幸い、今後は仕事の予定も増えており
夏までには立て直す見通しができたのに
あと50万円余りが用意出来ず、
代位弁済によって競売になりそう。

たった50万円、されど50万円…
ここまで頑張ったのに手放したくない。

もう終わりなのか？
あれから10年経ってもまだ
私の罪は償われてないのか？
あぁ人生ってうまくいかない…



どなたか、本当にどなたか…
助けていただけないでしょうか？


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この記事の続きはこちらで更新します。

転がり落ちた男の借金伝

昨年100話目を区切りに終了したブログ
『どうしようもない男の自叙伝』
なんとなくブログを書き始め・・・
気が付けば3年かかって100話となりました。

このブログに書き残した事は
私の実際の体験を中心にした話ばかりです。
それ故に、あまり思い出したくない記憶や
忘れてしまいたい思い出がメインとなりました。
しかし、ブログを更新するたびに
同じ過ちを二度と繰り返さない為、
また、同じような境遇がいるのならば
少しでも役に立ちたいという思いが
芽生え始めてきたのも事実です。

20歳代中旬から40歳代前半までに
経験した事を書いたブログですが、
この3年で私も50代になりました
100話目の出来事から数えて、
今年で10年を迎えました。
なんとか、立ち上がっては転び、
転んでは立ち上がるような・・・
まだまだ波乱万丈な人生ですが、
今もこうして生きています。

苦しい時や、困った時に
助けてくれた人がいたように、
私もブログを通じて、少しでも
感謝と恩返しがしたいと思います。
そんな思いで、ブログの第二章を
現在準備しています。

主にこのブログの、その後10年間。
40代から現在に至るまでを記録する
内容になると思いますが・・・
転職して天職を見つけた話や、
苦労した借金の話を中心に書きながら
実際の経験を基にした
役に立つ情報なんかも取り上げたいetc・・・

色んな事を考えながら準備を進めています。
それと並行して、このブログの過去記事を
少しずつ手直しもしていきたいと思います。

それでは皆さん・・・
新しいブログが更新できる状態になれば
また改めてご案内させていただきます。

とりあえずは一旦、お別れです。
ありがとうございました‍♂️


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【第二章の予告】
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その他、お金に関する事なども
もっと参考になる記事を書きたいと考えてます！！

最後のお話しです。



主文。被告人を懲役２年の刑に処す。
あっさりと主文が読み上げられました。
この最初の出だしで執行猶予は確定！！
そう思っていたのですが・・・
裁判の冒頭、あまりにも突然の言渡しと
予想以上の緊張とが重なっていたので、
そんなことを考えている余裕も無かった

そのまま裁判長の判決言渡しが続き、
この裁判確定の日から４年間
刑の執行を猶予する・・・


その後も判決理由などを述べられました。
私は黙って聞き入っていましたが、
今となっては、当時どんな感情で
その時間が過ぎたのか記憶にありません。
この瞬間覚えているのは・・・
執行猶予をつけてもらった。
今日も家に帰れる。
と、安堵の気持ちだけだったと思います。

こうして、私の人生最大の汚点となった
長かった４ヶ月が終わりました。
そして、社会復帰の第一歩がはじまったのです。
裁判所を出ると担当の弁護士、そして
なぜか『S』さんが待っててくれました
「よかったな！！」
「これからお互い頑張ろうな！！」
と、握手をして別れました。

その後、傍聴席に来ていた元上司や
会社関係者を見つけ出して歩み寄り
迷惑をかけたことをお詫びし改めて、
今回の事件の事を謝罪しました。

意外と短時間であっさり終わった判決裁判。
裁判所に到着してからここまでの時間は
おそらく１時間くらいだったのでは？
しかし、私にとってはその１時間が
今でも忘れることの出来ないくらい
長い１時間となりました。

帰宅したその日の夜は家族と約束していた
私の誕生日祝いをしてもらいながら
ここからが本当のスタートライン！！
そう思ったのは、言うまでもありません。

翌日からの私は一日も早い社会復帰を目指し
精力的に就職活動を始め、金策にも走ります。
しかしながら、一度転げ落ちた男に対して
世の中はそんなに甘くありませんでした。

　　・・・to be continued

３年かけて書いてきたこの実録ブログ。
今回のお話をもって
一旦終了させていただきます。
この後もまだまだ続くダメ男伝説！！
今後、第二章を執筆予定です。
その時はまたよろしくお願いいたします。

つまらない自叙伝ですが、
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。


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裁判所に到着し、運命の瞬間まで
あとわずかとなった時のお話しです。

嫁と一緒に裁判所へ入りました。
後部座席に積んであるバッグは持たずに
とりあえず弁護士との約束の場所へ・・・

建物内に入ると緊張感が一層増します。
待ち合わせいた弁護士はほぼ同時に到着。
案内されるがまま法廷のある階へ向かい
廊下を挟んだ別室へ入りました。
そこで、本番前の最後の打合せです。
弁護士曰く、
「おそらく執行猶予が付くと思う」
との前置きで、簡単な裁判の流れを
説明してくれました。
判決公判の場合、開始早々に
判決を言い渡されるとは聞いていました。
主文の言い渡しの冒頭で求刑と同じ
「２年・・・」と始まれば、
その後の裁判官からの言い渡しには
ほぼ執行猶予が付く結果となるそうです。
反対に始まりが求刑より少ない場合、
例えば、求刑２年に対して
「１年６月・・・」の場合は
実刑が確定的だと聞きました。
恐らく私の緊張を少しでも解そうと
普段、話さないようなことまで
弁護士は喋ってくれたのです。

国選の若い男性弁護士でしたが
今日の裁判の結果次第では、
この瞬間が最後の接見となるので、
4ヶ月もの間、私に良くしてくれた事に
感謝し、嫁と一緒に礼を言いました。

そんなこんなで、約30分余りの
事前確認の時間は過ぎていきました。
部屋を出る準備をし気を引き締めて
最後の裁判に向かいます。
部屋を出たところで、弁護士と嫁、
そして私は別々に入室を待ちます。


待機していた警察官に付き添われ
法廷のドアが開きました。
地に足が付かないような感覚で入廷し
傍聴席に目を向けてみると
会社関係者と少し離れた席に
今回も『S 』さんの姿がありました

指定の被告人席に着き
いよいよ裁判が始まりました。
果たして運命の判決は・・・？

つまらない自叙伝ですが、
お付き合いいただければ幸いです。

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【追伸】
３年かけて書いてきたこの実録ブログ。
次回100話目をもって
一旦終了させていただきます。
また、その後の第二章を執筆予定です。

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二週間に渡る保釈期間が終わり
いよいよ判決公判当日のお話しです。

朝を迎え、緊張感が増しますが
意外と落ち着いていた当日の朝。
昨夜、保釈期間中最後の夜を
家族との団欒で締めくくれた事が
平常心でいられた一番の要因です。


子供たちがそれぞれ登校するのを
嫁と一緒に玄関先で見送りました。

その日の裁判は午後１時から。
今、子供たちを笑顔で見送ったのは
次にこの子たちの顔を見れるのは
１年以上先になるかもしれないと、
考えていたからです。

「帰ってきて、今日も待ってるからな」
と、３人の子供たちに言いながら
帰ってこれる！！と自信を持つように
自分に言い聞かせていたのです。

子供たちを送り出した後、嫁と話しました。
「何があっても、帰ってくるのを待つ」
と言ってくれてはいますが、
よく見ると、私より嫁の方が
不安そうな顔をしています
ここで自分が不安そうにはできない。
そう思った私は確信も無いのに
絶対大丈夫！！今日は帰ってこれる
と、強気な態度で接しました。

本当はこの時、私はビビッてました
いくら覚悟は出来たと言っても
やっぱり運命の日！！
この先、早く社会復帰を目指したい！！
刑務所に入ったらそれも出来ない！！
念の為、収監された場合用に準備した
バッグの荷物を最終確認をしながら、
泣き出したいくらいの気持ちでした。

刻一刻と時間は過ぎていき、
とうとう昼になってしまいました
泣いても笑ってもあと1時間で結果が出る。
はたして、判決で執行猶予がついて
無事に今夜も家に戻ってこれるのか？
そんな事を考えながら嫁の車に
荷物を積み込みました。

自宅から裁判所までは車で約20分。
到着後は、法廷に入る前に弁護士との
最後の簡単な打合せがあるので、
少し早めに出発して現地で待機しました。

そして、アッという間に裁判所へ到着。
いよいよ運命の瞬間を迎えます・・・

つまらない自叙伝ですが、
お付き合いいただければ幸いです。

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【追伸】
３年かけて書いてきたこの実録ブログ。
あと２話をもって一旦終了させていただきます。
また、その後の第二章を執筆予定です。

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二週間の保釈期間もいよいよ最終日
裁判を翌日に控えた日のお話しです。

自宅での生活もあと１日だけとなりました。
この保釈期間中、優先順位をつけながらも
やるべき事はとりあえず全部済ました。

この最終日はもう何もしませんでした。
というか、何も出来なかった・・・
が、正直なところだったと思います。

明日の午後、家を出て裁判所に向かいます。
その後また帰ってこられるのか？
それとも刑務所に収監されるのか？
こればかりは明日にならなければ
答えは誰も教えてくれません


明日、帰ってこれた場合の事は
とりあえず置いといて、
収監された場合の事を考えるように、
頭の中を切り替えて過ごしました。

用意していた必要最低限の荷物を
もう一度確認してバッグに詰めたり、
しばらく口にすることが出来ない
ビールを数本、飲み干したり、
残っている煙草を味わったり・・・

覚悟は出来てもやっぱり悲しい

そうこうしているうちに時間は過ぎ
夕方になってくると３人の子供たちが
それぞれ学校から帰ってきます。
パート仕事を終えた嫁も帰宅し、
この時点では家族揃って最後の夜。
みんなの顔をみると何とも言えない
寂しさが込み上げてきました。

明日の夜はこの中に自分がいない
それを想像すると悲しくて悲しくて、
自分の事より、嫁や子供たちの事が
心配でたまらなくなりました。

その日の夕食は釈放された日と同じ
自宅で鉄板を囲んでの焼肉！！
今日が最後だと思ってたらふく食べ
ビールもいつもより多く飲みました


そして子供たちに明日の事を話します。
私が帰ってこなかったら・・・
「ちゃんとお母さんの言う事を聞いて」
と、嫁を助けてやってくれとお願いし、
「お父さんがいない間もがんばれ」
と、子供たちを応援しました。

実は、２日前が私の誕生日でした。
こんな状況なのでお祝いはお預け
だったのですが・・・
明日、帰ってこれたら
みんなで私の誕生日祝いをしよう！！
と言ってくれたのが心底嬉しかった。

そうして保釈中の最後の夜が終わり
運命の日を迎えることになりました。

つまらない自叙伝ですが、
お付き合いいただければ幸いです。

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