何気ない毎日を過ごし、いつものように出勤の為、
家を出た私は、いつもと違う違和感を覚えました。
朝の7時前・・・
前のアパートの駐車場に見慣れない1BOXカーが1台。
と、次の瞬間・・・
その車から、近所では見たこともないスーツ姿の男が3人。
無言で私を囲むように降りてきました。
・・・???困惑する私に近づいてくる男達。
その中の中心人物であろう男が、囁きます。
男「〇〇さんですね?」
私「・・・はい???」
その男達は間違いなく私を訪ねて来ています。
いったいこんな朝早くに誰なんだ?
出勤前の私に何の用なんだ?
予期せぬ朝の出来事に頭が回りません。
そして・・・
男「〇〇警察です。」
私「は???」
男「なぜ、来たか分かりますよね?」
私「???」
こんなやり取りをほんの二言三言交わしただけで、
言われるがままに車に乗せられました。
これって、よくTVの『警察24時』等で見た事のある
逮捕の瞬間と同じ光景やん・・・
そう、私はこの時初めて自分が逮捕されると悟ったのです。
この時点では、家族や近所の人達の目を配慮し、
あっという間に車に乗せられたので、
まだ誰も私が警察に連れて行かれた事は知られていません。
車の中で話しかけてくる男は刑事だ。
それはとりあえず理解しました。
警察署が近ずくにつれ、だんだんと自分の立場と、
そしてこの後、大変な事になる予感がします。
警察署の地下の駐車場の停車した車。
3人の男たちに囲まれて車を降りる私・・・
これから長い留置生活が始まる事になるとは
この時はまだ想像もしませんでした。
不定期ですが、暫くはこの続きの話を書きたいと思います。
つまらない自叙伝ですが、お付き合いいただければ幸いです。
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