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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(3) (GA文庫) [ 大森藤ノ ] 価格:648円 |
<不穏なフレイヤの動き>
フレイヤ:「オッタル。あの子、また強くなったわ」
ベルのことが気になるフレイヤは、ずっと彼の成長を見守っていました。従者の獣人オッタルも一緒にいます。
「でも、一つだけ……一つだけ、輝きを邪魔する淀みがある。まるで枷のようにあの子を縛っているわ」
(中略)
オッタル:「因縁かと」
フレイヤ:「因縁……?」
「はい。フレイヤ様がお話してくださった、その者とミノタウロスの因縁……払拭できない過去の汚点が、本人も預かり知らない場所で棘となり、苛んでいるのかもしれません」
「つまり、トラウマ……本当に子供達は繊細なのね。私達は執着することはあっても過去には縛られない。興味深いわ。……それとも、貴方達の方から見たら、私達は能天気なだけ?」
やがて二人の話は、『ベルにミノタウロスをけしかけて、トラウマを克服させよう』という流れになっていくのでした。
<リリが仲間に!>
サポーターのリリが仲間になりました!リリもベルのことが好きになってしまったようで、ヘスティア様と彼を取り合うような関係に。また、ヘスティアはベルのお人好しを見かねて、彼が誰かに騙されないよう、リリにお目付け役を命じました。
リリは現在ソーマ・ファミリアの一員ですが、そこから抜け出してヘスティア・ファミリアに入るには多額のお金が要求されることが予測されます。(ソーマは酒造りのため、メンバーにお金を貢がせる)
ベルとアイズ・ヴァレンシュタインが出会い、今度こそベルはきちんとお礼を言う事ができました。そして会話は続き……
「戦い方だって、我流というか素人というか、変なことをしてモンスターにやられそうになることだってよくあって、もっと強くならなくちゃいけないのに、とにかく全然ダメでっ、全然なっちゃいなくてっ、えーと……!?」
「それじゃあ……私が教えてあげようか?」
こうしてベルは短い期間ではあるものの、アイズに修行を付けてもらうことになりました!
<ミノタウロスとベル、両者の特訓!>
「ベル様……どうしてこの頃、ダンジョンにもぐる前からボロボロなんですか?」
「は、ははっ……ちょっとね」
ベルはアイズさんの過酷な訓練に耐えていました。実力に差があり過ぎて、アイズさんが手加減しようとしても、ベルはボコボコにやられてしまします。
ある日、アイズとベルが二人で歩いているところをバイト中のヘスティア様に見つかってしまいました!
アイズは「じゃが丸くん」という食べ物が大好きで、ベルと一緒に買いにいくと、そこはヘスティア様が働いているお店でした。
「――何をやっているんだ君はああああああああああああああああああああああああああっ!?」
「ごごごごごごごごごごごめんなさいぃっっっ!?」
――そんな特訓を続けている間、ダンジョンの17階では、ベルと戦わせるためのミノタウロスが訓練されていました。
ミノタウロスに稽古をつけているのは、フレイヤの側近オッタルでした。
後日、ヘスティア様がベル君のステイタスを更新しました。その結果……。
ベル・クラネル
LV.1
力:S 982
耐久:S900
器用:S988
敏捷:SS1049
魔力:B751
ヘスティア:「何だよ、SSって……」
ステイタスの数値は、それぞれ999(S)が上限。つまり、ベルの敏捷1049(SS)というのは本来ありえない数値(!)です。
<ミノタウロスと因縁の戦い>
ベルがダンジョンに潜ると、ミノタウロスがいるはずのない上層でミノタウロスと遭遇。(このミノタウロスはオッタルが鍛え、通常より強くなっている)
過去のトラウマで体が震え、ベルはろくに戦うことができませんでした。それでもリリを生かすために必死で応戦します。
やがてその戦いの場にアイズが偶然通りかかりました。
アイズに助けを乞えば確実に助かる状況で、しかしベルの心は燃え上がります。
ベル:「……ないんだっ」
「アイズ・ヴァレンシュタインに、もう助けられるわけにはいかないんだっ!」
憧れのアイズに見られることで、ベルは本来の力を発揮。通常よりはるかに強いミノタウロスを、辛くも倒すことができました!
<ベルのステイタスが……>
ベルはミノタウロスを倒した後、精神枯渇(マインドゼロ)になり、動けなくなってしまいました。
激しい戦いで彼の装備が剥がれ、ステイタスの書かれている背中が無防備に晒されてしまっています。
冒険者のステイタスは機密事項で、誰にも言ってはいけません!しかしロキ・ファミリアのアイズとリヴェリアには、ベルのステイタスの一部を見られてしまいました。
彼のスキル《憧憬一途(リアリス・フレーゼ)》を知られることはなかったものの、彼の以上に高いアビリティの数値と、『敏捷』が上限の999を超えて『SS』と格付けされていることは知られてしまいました。
アイズとリヴェリアの二人はこのことを秘密にしてくれる様子です。(いい人たちでよかった)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)3巻のネタバレ