割とベタな、高校生たちが異世界に召喚されるお話。
ありふれた職業で世界最強 １巻 / 白米 良
おすすめ度★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★
(各５段階評価)
1巻ネタバレ：ありふれた職業で世界最強 1巻のネタバレ・荒筋(どん底から這い上がる主人公！)
2巻 感想：ありふれた職業で世界最強 2巻の感想/ウサ耳少女、シアの登場！
 | ありふれた職業で世界最強（1） （オーバーラップ文庫） [ 白米良 ] 価格:745円 |
＜紹介＞
主人公の南雲ハジメ(なぐも はじめ)はいじめられっ子で生活態度も悪く、クラスの皆から除け者にされていました。
趣味を人生の中心に置いていて、父親はゲームクリエイター。母親は少女漫画家。ハジメ自身もその方面の道を進むつもりで、毎日夜中まで創作物を観賞し、授業はいつも居眠りしている不真面目な高校生でした。
そんな彼は、クラスのアイドル的存在である白崎香織(しらさき かおり)に何故か好かれており、それもまたクラスの男子生徒たちの反感を買っていました。
そんなハジメのクラスの昼休み。
突然教室が光に包まれ、担任の愛子先生を含めた高校生たちが異世界に召喚されてしまいました！
現地の人の話を聞くと、元の世界に戻るのは難しいようです。
そこは『トータス』と呼ばれる世界。ここでは人間族、魔人族、亜人族が戦争をしていて、人間族が存亡の危機に面していました。
そこで、ハジメ達が優秀な能力を持った勇者として召喚されたようです。
他のクラスメイト達はチート能力を手に入れたものの、何故かハジメの能力は平凡。天職も、戦闘には向かないとされる『錬成師』。(鍛冶師などに便利な天職)
ハジメだけが無能で肩身の狭い扱いを受ける中、それでも彼は強く生きていきます。
＜感想＞
『うわっ』のところを『すわっ』と書いたり、ちびっ子を「ちみっこ」と書いたり、意味不明です。文章も全体的に下手。
「アッ―――!!」をやたら連呼する表現など、話の内容じゃなくて書き方の方で鼻につく表現が多かったです。意味が分からないというか、ちょっとイラっとくるというか。
話の内容自体は面白かったですし、続編も全部買って読んでみたいとは思います。それだけに文章力が残念で仕方ないです。惜しい。
ユエが凄くかわいい。
2巻以降は安定するかもしれませんが、この1巻は作風がコロコロ変わるような感じがしました。学園生活から異世界ファンタジーになり、ラブコメからシリアスなサバイバル生活になったり。楽しそうな雰囲気が一転、グロい表現が入ったり。でも私はいろいろ楽しめて面白かったです！
なんだか途中から、序盤に出てきたクラスメイト達が全然関係ない展開になってしまいました。2巻以降で彼らと合流する日はくるんでしょうか？
この1巻は、いわば物語の導入。2巻以降が本当の物語の始まりだと思うので、期待したいです。
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