シンたちのお誕生日会!(世界の重鎮たちが集合……)
賢者の孫8 遊嬉宴楽の英雄生誕祭 (ファミ通文庫) [ 吉岡 剛 ] 価格:658円 |
賢者の孫 8巻 / 吉岡 剛
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★★
8巻 ネタバレ:賢者の孫 8巻のネタバレ (シシリーとの関係が更に進展)
9巻 感想:賢者の孫 9巻の感想!(和やかな日常は続かない模様です……)
7巻 感想:賢者の孫 7巻の感想(これでシンとシシリーは結婚……!?)
<紹介>
前回、賢者マーリンと導師メリダの助けもあり、魔人討伐作戦は一旦終わりを迎えました!(まだシュトロームは倒されていませんが、彼に敵意はないようなので)
今回のメインテーマはお誕生日会!シンとシシリー、そしてマリアにマーク。この4人の誕生日が近いということで合同の誕生日パーティーが開催されることが決まりました。
魔人の大群が現れたせいで自粛ムードだった雰囲気を払拭するべく楽しいパーティーが始まります。
(国王と教皇と大統領も参加!)
<感想>
この『賢者の孫』シリーズでよくある書き方の特徴なんですけど、先にネタばらしをしておいて、後で主人公たちがそれを知るという流れがあります。
ディセウム王、アーロン大統領、エカテリーナ教皇の3人が昔、賢者・導師と一緒に旅していたことが読者に明かされて、しばらくしてからシン達が知って驚いたり。
シュトローム勢から離反した魔人たちが世界征服をしようとしていると本文で書かれて、シン達はその後、魔人たちを討伐した時にそれを知ったり。
読者の目線が主人公じゃなくて、神目線というか。世界を俯瞰で見ています。これが読者に親切過ぎる書き方のような気がします。このせいでちょっと主人公たちのリアクションが白々しく感じてしまったり……。
メリダ婆ちゃん最強!
彼女は三大国の首脳3人の師匠でした!(前から分かってましたが)
いくらライトノベルとはいえ、ここまで特殊な環境で育てられた主人公は珍しいのでは。
この世界で昔発売された英雄物語の中で、メリダはポニーテールにメガネ姿で登場しました。その影響で未だにメリダ(導師様)のスタイルをマネする女子がいるそう。
ユーリの彼女のリリアさん:「目が悪くないのに、伊達眼鏡をかける人もいるらしいですわ」
賢者マーリンは完全上位互換のシンが登場してしまって影が薄くなってしまいましたが、メリダ婆ちゃんの名声・偉業は止まるところを知りません!
巻を重ねるごとにお婆ちゃんが凄くなっていく気がします
――シンとシシリーが、遂に……!!
今回はとても和やかな回でした。楽しかったです!
『賢者の孫』8巻[遊嬉宴楽の英雄誕生祭]の感想・紹介
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