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デート・ア・ライブ20巻、[十香ワールド]の感想・紹介です。
狂三：「――放っておけば、やがて世界は十香さんごと自壊してしまうでしょう」

デート・ア・ライブ20 十香ワールド （ファンタジア文庫） [ 橘　公司 ] 価格:702円 (2019/4/6 06:12時点) 感想(1件)

デート・ア・ライブ 20巻　/　橘 公司
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★★★
お気に入り★★★★
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崇宮澪との一件が解決し、世界は救われました。
そして士道たちに平和な日常が戻ってきたかと思いきや、その世界は何やら様子が不自然です。狂三の親友・紗和(さわ)さんが生きていたり、崇宮真那の体も健康体になっていたり。
――この世界は十香が作り上げた優しい理想の世界でした。十香が何故こんな行動を起こしたのかは分かりませんが、このまま放っておくと十香ごと世界が壊れてしまいます！

士道は十香とデートして問題の解決を図ります。
そして同時に、力を取り戻した精霊たちが(何故か)バトルロイヤルで戦うことに。優勝した精霊は、士道に自分の想いを告げることができます！


正直、19巻で終わりで良かったのでは？と思います。
DEMインダストリーと決着がついて、原初の精霊・澪との話もついた所で、どうしてこんな面倒くさい展開にしてしまったのか……。
蛇足感がすごいです。何気に今回はページ数も多いですし。
十香消滅の危機や精霊同士のバトルロワイヤルなど、アグレッシブな展開ばかりなのに、なんだかダラダラしている印象になってしまいます。

21巻もありそうなので、今度こそキレイに終わって欲しい！そしてもちろん十香も救われて欲しいです。ここまでイチャイチャと幸せそうなハーレムの作風で来て、最後に『澪が消えたから十香も消えてしまった』なんて悲しい終わり方は……まあ、そういうのもアリなのかもしれないですけど、私は嫌です。十香ちゃん好きなので。
(作者さんの後書きによると、次の巻が恐らく最終巻になるそうです)
その後で士道と精霊たちのその後の生活が描かれた短編集とかが出てくれたら最高！士道が精霊たち全員と結婚したみたいになってるのか、それとも誰か一人とくっついてるのか、誰とも恋人にならない曖昧な関係がずっと続くのか、とても興味があります。
21巻が待ち遠しいです。

『デート・ア・ライブ』デアラ 20巻の感想・紹介