……表紙の精霊は十香?
デート・ア・ライブ 21巻 / 橘 公司
・デアラ21巻のネタバレ・あらすじへ。
・前:デアラ20巻の感想・評価へ。
<あらすじ>
DEMとの最終決戦から1年。
この世から精霊がいなくなり、澪に生み出された純粋な精霊だった十香は消えてしまいました。
琴里や折紙たちはもとの人間に戻り、人間として生活をしています。
今回は各章ごとに、それぞれ折紙、二亜、狂三、四糸乃、琴里に焦点を当てたお話になっています。現在の彼女らの生活が描かれながら、今の士道の夢語られたり、存在するはずのない新たな精霊が出現したりします。
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★★
ハーレム度 ★★★★★
戦闘・バトルの量:★★★
ラブコメ量: ★★★★★
読みやすさ: ★★★★
<感想>
一番印象的なのは四糸乃の話でした。遂に四糸乃の人間だった頃が明かされます!(今も人間ですが)
四糸乃は言葉が拙く大人しそうに見えて、実はけっこうアグレッシブ。七罪と士道を連れて自分がかつて入院していた土地に向かいました! 四糸乃のお母さんがとても印象的で心に残りました。(よしのんはお母さんが作った物だったんですねー……。)
他の精霊たちもそれぞれ自分らしい生活を見つけているようで微笑ましいです。二亜は相変わらず漫画家。時崎狂三は皆と一緒には住まず、一人自宅で暮らしています。琴里は相変わらず精神面が強い!
士道:「――確かに今の俺には〈灼爛殲鬼(カマエル)〉の加護がない。でも、だからといって精霊の前から逃げ出すような男だったら――琴里は、俺のことを好きになってくれてたか?」
琴里:「なってたわよ。舐めないでちょうだい」
「そ、そうか。それは、その……すまん」
琴里は一番頑張っていて、いつも精霊関連のことで頭を悩ませてきました。士道のことが大好きだけど『妹』という立場のせいで女としてあまり見てもらえず、苦労しています。なのに士道は今、消えてしまった十香のことばかり想っているという不遇。琴里には報われて欲しいです。もうハーレムエンドでもいいので。
何にせよ次の22巻が最終巻だそうなので、どういう結末になるか最後まで見届けたいです!
(デート・ア・ライブ21巻の感想・評価)
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