一方通行(アクセラレータ)が主人公!当麻は出て来ない……。
とある魔術の禁書目録 15巻 / 鎌池 和馬
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★★
16巻:とある魔術の禁書目録 16巻!アックアの絶望的な戦力が酷過ぎる……。
14巻:とある禁書 14巻の感想・紹介 当麻がフランスのデモ暴動を止める!?
<紹介>
今回は主人公はお休み。
アクセラレータの所属する4人組の裏組織『グループ』以外にも同じような4人組の組織がいくつも存在することが判明!
ある4人組は学園都市の重役を狙い、またある4人はそれを防ぎ……。
それぞれの組織の思惑に振り回され、アクセラレータ達は混沌とした争いに巻き込まれていきます。
舞台は学園都市、魔術要素は殆どナシ!主人公は一方通行!そんなシリーズ15巻。
(彼らはアクセラレータと同類の……???)
<感想>
もはやラノベのタイトル関係なくなっちゃいましたね……。「とある魔術の禁書目録」ですが、インデックスが全然出て来なくなってきちゃいました!
各章が終わる毎に、登場したキャラや死んだ(あるいは脱落した)キャラがイラスト表で表示されるシステムは良かったです。というかアレが無いと今回は登場人物が多すぎて混乱してしまいます!
新キャラの名前も「垣根帝督(かきね ていとく)」とか「滝壺理后(たきつぼ りこう)」とか。覚え辛過ぎる名前が多数。というか読んでいて名前だという事すら一目では分からないことがしばしばあったりします……。
内容が少し入り組んでいる上に登場人物が多く、340ページもあるので整理しながら一気読みするのがオススメ。
不信でよく分からないな状況の中、少しずつ事件を理解していきながら緊迫した争いもあり……読んでいて飽きることはありませんでした!面白かったです。
あとがきで作者さんも言ってますが、『あの白いの、その内、義賊とか名乗りそう』です。アクセラレータが完全に良い人になってしまったというか、これまでも当麻の行動とクロスオーバーしてたこともありますし、もう完全に第二の主人公といった感じ。
前方のヴェントが襲来して、左方のテッラとフランスでやりあい、今度は全く関係無い方向に話がぶっ飛んでしまっています。もうこの作品がどんな方向に向かっているのか分からない!
『科学VSローマ正教』っていう構図が出来上がって、今までその関係の事件が続いていたのに急に主人公が変わって学園都市内での内部割れ。(?) 楽しめたんですけど当麻たちがどうなってるのかを優先すべきじゃないの?というか今このストーリーやる必要あったのかな?とか思ったり。ちょっと不思議な15巻目でした。
タグ:とある魔術の禁書目録 鎌池 和馬
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