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2018年09月20日

とある禁書 14巻の感想・紹介 当麻がフランスのデモ暴動を止める!?

『とある魔術の禁書目録』14巻の感想・紹介です。
当麻たちは大混乱のフランスへ!

toaru 14.jpg
とある魔術の禁書目録 14巻 / 鎌池 和馬
おすすめ度★★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★★

15巻:とある魔術の禁書目録 15巻 アクセラレータら強力な能力者たちが学園都市で暴れる!(感想・紹介)
13巻:とある魔術の禁書目録 13巻の感想(木原数多、前方のヴェント襲来!)
SS:とある魔術の禁書目録SS シリーズ初の短編集!アクセラレータの様子など……

<紹介>

10月。世界中のローマ正教徒たちが「科学」に反対するデモを始めました!学園都市もこれに向けて、戦争の前準備をしている所も……。

そんな世界中が反科学デモのニュースで持ち切りの中、『C文書』と呼ばれる霊装がこの事件の元凶だと分かりました!
当麻はこの情報を伝えてきた土御門と2人、この『C文書』のあるフランスの観光地アビニョンへと向かいます。(学園都市の規則に違反する申請なしの外出、パスポート無しでの不法入国……)

同時、天草式十字凄教もこの『C文書』を狙ってフランスに来ていました。
シリーズ14巻。

とある魔術の禁書目録14巻、五和.JPG
(天草式の少女、五和!C文書を巡って彼女もフランスに)

<感想>

以前、インデックスと一緒にイタリアへ行ってオルソラやアニェーゼ達と共闘したことがありましたが、今回はフランス!
一緒に来たのは土御門、そして天草式十字凄教の五和(いつわ)も味方になってくれたり……。(表紙にも出てます)当麻の人脈は学園都市を超えてワールドワイドになってます!学園都市の学生ってあんまり外に出ないハズなのに、どうしてこうなってしまったのか(汗)
普通に考えたらヒロインも学園都市の中にいる女の子じゃないと会う機会が滅多に無いはずないです。
こうやって外でのイザコザに今後も首を突っ込んで、その先で女の子と再会したり新たな出会いがあったりするんでしょうか?

今までは主人公が学園都市の学生だったので、もっと事件の起こる場所や出会う人に制限があると思ってました。でも今回のフランス行きもあって、もう当麻は今後、世界中のどこへでも行ってしまいそう!学内を飛び出して世界中で人助けの旅をしていくシリーズになっていくのかも?それも面白そう!アメリカでもロシア好きな場所へ行って人助けしちゃって下さい(笑)
魔術と科学の抗争に当麻が立ち入る合間に、地味ーにちょっとずつちょっとずつヒロイン達と交友が深まってます。美琴やインデックスは当麻が好きだと思いますが、他はなかなか進展しないのが残念。

最後に。
電撃文庫は、裏表紙をめくったところに作者さんのちょっとした一言が載ってます。普通は『最近料理を始めて……』とか、『引っ越しました』とかそんな近況が書かれてる場所です。ここに今回、鎌池和馬さんは……。
『魔術VS科学という構図を作ってみたかったのですが、どうも舞台となった場所の魔術と科学の人口比が偏ってしまったため、二大勢力が正面からぶつかりあう感じにはならなかったかな、とやや反省しております』
――と、ガッツリ作品を書き終えての反省(感想)が載ってました。
個人的にはあんまりこういうの見たくなかった!

『とある魔術の禁書目録(インデックス)』14巻の感想・紹介





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