『Re:ゼロから始める異世界生活』、17巻の概要ネタバレ。まだ読んでいない方は注意!
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<『憤怒』シリウス・ロマネコンティ!>
[第一章]
<『死に戻り』1度目>
前の16巻で広場に現れた大罪司教『憤怒』シリウス・ロマネコンティ。
スバルは『死に戻り』してから一人で囚われの少年、ルスベルを助けようとしました。そのままスバルはシリウスを高所から突き落とそうとして戦闘に。スバルは現在主武器としているムチ、シリウスは鎖で戦い、結局スバルは自分の感情を恐怖で支配され、さらに鎖で首吊りにされ死亡。二度目の『死に戻り』へ。
スバルが死ぬ前、囚われていたルスベルとスバルの2人の恐怖が合わさり、より強大な恐怖を味わわされました。
スバル:「……気持ち悪い」
「恐怖の感情が互いの間で高まる……共振、みたいなことか?」
「――他人の感情を好き放題に弄れる、ってところか。マジでクソだな」
スバルは『憤怒』シリウス・ロマネコンティの権能の正体を少しづつ掴んできました。
<2度目>
今度はラインハルトに助けを求め、その圧倒的な戦闘力によってシリウスを倒すことに成功しました!
……しかし、スバルを含め広場の皆はラインハルトとシリウスの美しい戦闘に心を奪われ、全員が狂信的に『殺せ』コールを送っていました。(シリウスに感情を操られている状態)
そしてラインハルトがシリウスの胴体を真っ二つにした瞬間、スバルを含めて狂乱していた広場の全員が胴体から真っ二つに裂け、全員死亡。(スバルも)。広場には一人ラインハルトだけが生き残りました。スバル、3度目の『死に戻り』へ。
[第二章]
『Re:ゼロから始める異世界生活』
<3度目>
最初にシリウスと出会った時、どうしてスバルが死んだのか不明でしたが、これでハッキリしました。
シリウスに感情を乗っ取られると、感情の対象に起きたことが自分にも起こるようです。
最初の時はルスベルが墜落死したので、狂乱していた広場の全員も一緒に転落死。
前回は『憤怒』シリウスがラインハルトに手刀で胴体を切断されたので、広場にいた人たちも全員真っ二つになって死んでしまいました。
(これも含めて『憤怒』の権能)
ラインハルトに戦ってもらっても、それを見た広場の全員がシリウスと一緒に死んでしまっては意味がありません。
今度はスバルはベアトリス、エミリアを連れて広場にやって来ました。(エミリアは強引について来た)
『憤怒』の権能は人間の感情や感覚を共有をする、『ネクト』という魔法に近い物だとあたりを付けたスバルたち。今回は広場にいる人達に『シャマク』をかけ、全員の五感を奪い感情の共鳴(スバルは『洗魂』と名付けた)を防ごうとしました。しかし実際に広場の人達の感情が操られると……
ベアトリス:「……しくったのよ」
「これは『ネクト』と根本から違った邪法なのよ! 魔法より、呪いや呪術に近い、魂への干渉かしら! ただのシャマクじゃ太刀打ちできないのよ!」
そのまま、「『憤怒』を倒すと広場の皆も死んでしまう」状態のままエミリアと『憤怒』シリウスは交戦。エミリアが以外にも強く、シリウスを長く足止めし、その間にスバルは次の策を考えていました。
『憤怒』はこれまでの穏やかだった態度を一変。半魔であるエミリアに激情を露わにし、炎を操って激しく戦います。
やがてエミリアが気を失ってしまい、ピンチの所へ大罪司教『強欲』担当のレグルスが登場!何故かエミリアを抱きかかえ救出!
『強欲』レグルス:「僕は彼女を迎えにきた。間に合って本当に良かったよ。本当にね」
「約束通り――彼女を、僕の七十九番目の妻にする」
彼らは『福音書』に従って行動していて、どうやらまだやることがあるらしい様子。
『強欲』レグルスはエミリアを抱えたまま、『憤怒』シリウスはスバルを今は亡きペテルギウス・ロマネコンティ(『怠惰』担当だった)と勘違いし、スバルを愛おしそうにしながら、両者とも逃げてしまいました。
(ペテルギウスとシリウスは夫婦だった。スバルが戦闘中に使った『インビジブル・プロヴィデンス』という技がペテルギウスの権能『見えざる手』に似ていたため、シリウスはスバルが夫だと勘違いした。ペテルギウスは人間に取りつく精霊のような存在だったため、今はスバルに取りついてるのだと勘違い)
[第三章]
『Re:ゼロから始める異世界生活』
エミリアは連れ去られ、二人の魔女教大罪司教が街に放たれてしまい、しかも彼らはまだ何かをする様子。
しかし、とりあえず広場にいた人たちは助けることができました!
スバルは目を覚ますと、フェリスがスバルの足の怪我を治してくれていました。ベアトリスも広場にいる人たちの怪我の治療を手伝ったらしく、それが原因でマナが枯渇。休眠状態となっていました。(今のベアトリスはマナを補給しないと目を覚まさない)
スバルが目を覚ました施設にはアナスタシア、クルシュ、アル、ヴィルヘルムなど、各陣営の重要人物たちが集まっていました。
スバルが寝ている間に大罪司教『色欲』カペラ・エメラダ・ルグニカからこの都市は魔女教に乗っ取られた事、そして魔女教は『魔女の遺骨』を要求していることなどが発覚。(まさかの3人目の大罪司教が登場!)
話し合いの結果、魔女教が要求している『魔女の遺骨』とは、どうやらこの都市で罠に掛けられた『傲慢』の魔女、テュフォンの遺骨ではないかと推定されました。
そんな中、ガーフィールが瀕死のミミを抱えて会議室に入ってきました。
[第四章]
『Re:ゼロから始める異世界生活』
※ガーフィールの話に切り替わります!
『色欲』はミーティアを使って、都市全体に『魔女の遺骨』を求める放送をする前日。
ガーフィールはミミ(アナスタシア陣営の猫少女。ちっちゃくてかわいい)に連れ回されていました。ミミはガーフィールのことを好きになってしまい、積極的にアピールしていました。
そんな折、ガーフィールは偶然にも死んだと思っていた母親を発見。ガーフィールの母親は昔事故に遭い、そのまま『聖域』へ帰ってこなかったのでガーフィールは死んだと思い込んでいました。しかし実際は記憶喪失になり、現在の夫と出会い結婚していました。
彼女は新たに夫と2人の子供を得て新しい家庭を作っており、それを見たガーフィールはそっと彼女の下を去るのでした。
(記憶喪失になっていたガーフの母、リーシア(現・リアラ))
ミミに泣きついて夜を明かし、例の『色欲』の大罪司教の声が都市内で放送され、この都市の中枢が乗っ取られたことが宣言され、そして『魔女の遺骨』を魔女教は要求。(ガーフィール達はなんのことだか分からない)
その後、ガーフィールの母親(今は「リアラ」という名前になっている)と再会。
リアラ(ガーフの母?):「あの放送……あれを行うための『ミーティア』は都市庁舎にあるんです夫はそこで働いていて……ですから、彼に何かあったらと」
それを聞いたガーフィールとミミは都市の中央にある都市庁舎へ行き、その内部にいた魔女教の男女二人に返り討ちにあい、瀕死のミミを抱えてガーフはスバルたちの所へやってきました。
しかしミミの傷はフェリスの治療でも塞がらず、物理的な外科治療の処置を施し命を繋ぎとめました。
ミミをやったのは女性の魔女教徒。彼女は『死神の加護』という、傷付けた相手の傷が治らない能力を持っていた様子。
また、男の方は腕が4本ありました。
[第五章]
『Re:ゼロから始める異世界生活』
リカード、ユリウス、スバル、ガーフィール、ヴィルヘルム、クルシュ達で『色欲』の大罪司教を討伐しに向かいました!
二人の男女の魔女教徒にはなかなかダメージを入れることができず、ヴィルヘルム達にこの魔女教の二人を任せてスバルたちが先へ進むと、想定外にも大罪司教『暴食』担当ロイ・アルファルドが登場!
スバルが我を忘れて「『暴食』ぅ――――っ!!」とムチで攻撃しますが、口であっさり受け止められてしまいました。
『暴食』はレム(今は目を覚まさず、皆の記憶からも排除されてしまった)の仇ですが、今は『色欲』のカペラを倒すことを優先。
『暴食』アルファルドはユリウスに任せて、スバルとクルシュが二人で『色欲』のいる施設最上階へとたどり着きました!
『色欲』カペラの権能は、「自分及び他の者の姿を変化させる」というもの。
カペラは肉が抉れようと瀕死の重傷を負おうと関係なく再生してしまいます!更に、スバルは別の部屋で人質とされている都庁の人達が、巨大なハエに変えられていたのを発見。人間大の大きさの大量のハエ(元人間)。そのおぞましい光景にスバルは絶句。
『色欲』カペラの言動・行動を理解することをスバルは放棄し、戦闘。しかしダメージを与えることはできないまま、気を失ったクルシュと共に敗北。(スバルとクルシュが死んだかどうかは不明)
一方、エミリアは『強欲』レグルスの嫁にされようとしていました。
(18巻へ続く)
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『Re:ゼロから始める異世界生活』17巻の荒筋・ネタバレ