学戦都市アスタリスク 13巻、[群雄雲霞]のネタバレ、荒筋です。ネタバレ注意!
学戦都市アスタリスク13巻、感想:学戦都市アスタリスク 13巻の感想 (王竜星武祭(リンドブルス)開始!)
14巻ネタバレ:学戦都市アスタリスク、14巻のネタバレ~<王竜星武祭(リンドブルス)>、第五回戦!
12巻ネタバレ:学戦都市アスタリスク12巻、ネタバレ・荒筋(天霧遥、過去の真実!)
<<王竜星武祭(リンドブルス)>開幕!>
<処刑刀(ラミナモルス)>の正体であるマディアス・メサの開会宣言によって、王竜星武祭が始まりました!
綾斗が第一試合に向かおうとすると、ユリスと出会いました。彼女なりに苦悩を抱え、悩み抜いた様子。
ユリス:「私は……私は、どうしてもこの大会を勝ち抜かなければならない。オーフェリア・ランドルーフェンを止められるのは、私しかいないからだ。そこに辿り着くまでに立ち塞がる者は誰であろうと倒すまで。……たとえ、おまえであろうとも」
綾斗:「……うん」
ユリス:「だから……」
「だから――私がお前を応援できるのは、私とぶつかるまでだ」
綾斗の第一試合開始。
対戦相手はアルルカントの序列二十一位、ゴース・ケブート。
綾斗が圧倒的優勢と思われたこの1戦目ですが、このゴース選手が異様に強く、大苦戦。
通常なら無敵の性能を誇る<黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)>へダメージを与える滅星煌式武装(ロスト・ルクス)を使用し、巧みに綾斗を追い詰めました。
――が、最終的に綾斗の勝利。
他の試合では、
・レヴォルフの2位、ロドルフォ・ゾッポが巨大な煌式遠隔誘導武装(レクトルクス)を3本も操り、
・界龍の3位、《神呪の魔女》こと梅小路冬香(うめのこうじ ふゆか)が数百体の式神を召喚して相手を圧倒し、
それぞれ実力を見せつけました。
ロドルフォ:「いいぜいいぜ! もっと俺を楽しませてくれよ!」
冬香:「ふふ……いつ見てもうちの式神さんらはほんま可愛らしいなぁ」
<<王竜星武祭(リンドブルス)>の戦い>
更に戦いは続きます。
ヒルダ・ジェーン・ローランズ。綾斗の姉、遥の封印を解いた大博士(マグナム・オーパス)が自ら大会に参戦!
彼女はガラードワースの2代目『剣聖』の動きを自身にトレース、更に人工的に自分に『魔女(ストレガ)』の能力を発現させていました。それなりに肉体トレーニングなどもしたようで、今の彼女は頭脳も肉体も超人と化していました。
初戦で力を見せつけ、相手の武装のコアであるウルム=マナダイトを破壊。(滅多に起こらない現象)《大博士》ことヒルダ・ジェーン・ローランズは試合に勝利。
イレーネの妹、治癒能力者のプリシラとシルヴィアが対戦。シルヴィアの勝利。
ガラードワースの生徒会長、エリオット・フォースターは心労が絶えない様子。ノエル・メスメルが無事に試合に勝利して安堵するも、ガラードワースの問題児が惨い試合をしてしまい、頭を抱えます。
『黒騎士』と呼ばれるガラードワースのこの男は多重人格者。(そのため、彼らをまとめて『黒騎士』と呼ぶようにしているそう)
全部で12人の人格が一人の人間に宿っており、ピンチになると暴走、制御が効かなくなってしまう危険な人物です。
12人の人格全てが優秀な《魔術師(ダンテ)》で、それぞれ戦闘スタイルが異なるため、試合ごとに違う武器を持って違う戦い方をする、奇抜な外見の男です。
(虹色のカラフルな髪、黒い革製のマスク)
<綺凜のピンチ!>
時間を少し遡って王竜星武祭が始まったばかりの頃。
クローディア:『――単身での調査となると相当な危険も覚悟してもらわなくてはならないのですが、現状では綺凜にしか頼めないことなのです』
『私の調べたところ、ネモレンシス商会なるダミーカンパニーが金枝篇同盟と……いえ、より正確にはマディアス・メサ運営委員長と関係があるとわかりました。例によって証拠らしい証拠は残していませんが、かなりきな臭いことは確かです。綺凜には、そのネモレンシス商会が押さえているセブンの倉庫を調べて来て欲しいのです』
……という訳で綺凜は単身、『セブン』と呼ばれる場所に来ていました。
しかし、綺凜が嗅ぎまわっていることは既に英士郎から向こうに伝わっていて、敵の襲撃を受けてしまいました。
ガラードワースの《聖杯》の使い手、パーシヴァル・ガードナーと、アルディを模した量産型ロボに襲われピンチに陥る綺凜でしたが、修行から帰ってきた武暁彗に助けられました(相当なパワーアップをしたようです)
後に。
英士郎はクローディアに取り込まれ、仲間になりました。(英士郎のせいで綺凜が危険に晒されたので、紗々宮は一発殴ってやりたそうでしたが……)
英士郎からのリーク情報で、《悪辣王(タイラント)》が金枝篇同盟の1人だということが分かりました。
(読者にはディルクとマディアスの会話シーンなどがあるためバレバレだったが、綾斗たちはここで初めてディルクが金枝篇同盟の一員だと知った)
<リンドブルス四回戦!>
綾斗の相手は若宮美奈兎(わかみや みなと)。
彼女も范星露の下で鍛えられた1人で、自在に重さが変わる美奈兎の武装に綾斗は苦戦。なんとか勝利しました。
レスター・マクフェイルがイレーネに勝利!ベスト16入りを決めました。
紗々宮の相手は空中を素早く自在に飛び回る厄介な相手でしたが、なんとか撃ち落として勝利。
星導館からはユリス、綾斗、紗々宮、レスターの4人がベスト16入りを果たしました!
――以上、『学戦都市アスタリスク』13巻のネタバレでした。
タグ:三屋咲 ゆう 学戦都市アスタリスク