ラノベぐらし！

シスターたちがいっぱい！

「とある魔術の禁書目録」7巻の紹介・感想です。(ネタバレ控えめ)

8巻：『とある魔術の禁書目録』8巻の紹介・感想!
6巻：とある魔術の禁書目録 6巻。またしても学園都市に侵入者!


とある魔術の禁書目録 7巻　/　鎌池 和馬
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★
お気に入り★★★★


魔道書、『法の書』とオルソラ＝アクィナスという女性が『天草式十字凄教(あまくさしきじゅうじせいきょう)』に奪われました！
これを聞いた上条当麻は学園都市を飛び出し、オルソラの救助に奔走します！

魔道書『法の書』はこれまで誰にも解読できない魔道書でしたが、オルソラはこれの解読法を発見。そしてこの『法の書』は解読できてしまったら最後、莫大な力を得ると言われています。
（天草式十字凄教はこの力を狙っての犯行と思われる）
天草式十字凄教は、かつて神裂火織(かんざきかおり)が女教皇(プリエステス)を務めていた団体です。

心優しい神裂が収めていた集団が何故このような凶行に及んでしまったのか、怪しい事件が始まります……。


予想に反して神裂さんがあんまり出て来なくて残念……。ここでこれしか出番が無いなら、神裂はどこで活躍すっていうの!? ちょっと好きだったキャラでしたが、もう出番はほぼ無いのかも？
もともとこのシリーズは毎回新キャラが出て来るというか、そのせいで昔登場したキャラはそれ以降活躍する機会がほとんど来ないんですねー……(悲)

当麻が剣を持った敵にグリスを投げつけ切らせ、剣の切れ味を殺して素手で受け止めるというシーンがありましたが、これはムリでしょう……。当麻の腕が普通に切れて終わりでしょ……（汗）
それ以外の部分は良くできてました！というか予測できない展開でワクワクしながら読ませてもらいました！

シスター(少女・子供・お姉さん)たちがいっぱい出てきました。当麻は学園都市に住んでるのに魔術師や外部の人間の知り合いが多いですね。タイトルが『とある魔術の禁書目録』なので問題無いっちゃないですけども。
前の6巻で氷華がどうやら学園都市の虚数学区への鍵っぽいことなどが分かりましたが、今回の話ではそれを完全にほったらかしにして全く別の内容が始まってしまいました！

次に氷華が登場する時まで、6巻の内容を覚えていられるかな……？ちょっと情報量が多すぎる上に刊行ペースが遅めなのがこの作品の難点かも？