この本を読んでさっそく部屋の片づけを始めました。
今回紹介するのは 夢をかなえる「そうじ力」 という本です。
夢をかなえる「そうじ力」 / 舛田 光洋
おススメ度☆☆☆
お気に入り☆☆
ためになる☆☆☆
<紹介>
そうじには“力”があります。
人生におけるさまざまな悩みや問題の好転、事業の繁栄、幸せな家庭、夢の実現……。
そんな力が掃除にはあるんです!
この力をこの本の筆者は「そうじ力」と名付けました。
この本ではその「そうじ力」について詳しく解説しています。
この本に書いてあって、ちょっと衝撃的だったのは、
「あなたの住む部屋が、あなた自身である」
「あなたの心の状態、そして人生までも、あなたの部屋があらわしている」
という文でした。
ちょっとあなたの部屋を見渡してみて下さい。綺麗ですか?汚いですか?
その部屋の状態が今のあなたそのものを表していると言っているんですね。この本では。
実際、自殺や殺人があった部屋、あるいはうまく行っていない家庭の部屋を見ると、ほぼ例外なく汚いんだそうです!
話は変わりますが、1980年代のニューヨークでは、年に60万件以上の重大犯罪が起こっていました。
「旅行者はニューヨークの地下鉄には絶対乗るな」と言われたくらい、治安はひどいものだったそうです。
この状態を打開したのがなんとそうじでした。
当時の交通局のデヴィット・ガン局長はラトガース大学のケリング教授のアドバイスの下、治安回復を目指して市内の落書きを徹底的にそうじするという政策を打ち出しました。
(交通局の職員たちはこの政策には大反対だったようです。「まずは犯罪を取り締まるべきだ。掃除なんてやってる場合じゃないだろう」……誰でもそう思うのが普通です)
この政策が打ち出され、プロジェクト開始から5年後の1989年、ようやく全ての落書きが消されました。
この政策の成果は驚くべきものでした。
これまで増加する一方だった地下鉄での凶悪犯罪の増加が緩やかになり、なんと2年後には重犯罪件数が減少し始め、94年には約半分にまで減少。
結果的にニューヨーク市の地下鉄での重犯罪件数は75%も減少しました!
このように、そうじには万物を好転させる力があります。そのことを詳しく教えてくれる1冊です。
<実際に掃除をしてみた>
私もこの本を読んでそうじに着手してみました。
すると、床に転がっているゴミが一つも無くなった時点で、明らかに部屋に解放感が出てきました。
人は部屋に転がっているゴミを避けて動くので、ゴミ周りの空間は使えない(使いにくい,居づらい)空間になっています。
そのゴミが無くなったので実質部屋が広くなりました!
また、起きる時間と寝る時間が段々定まってきて、規則正しい生活、メリハリのある生活が見に付いてきているのを実感しています。
また、「やらなきゃいけないことがあるのにやる気が出ない」といったことが前は多かったんですが、今はそれも減りました!(「無くなりました」とは言えませんが……)
結論を言いますと、この本に書いてあることは本当で、確かに掃除には「そうじ力」なる力があるようです。
人生に行き詰っている,やる気が出ない,慢性的な悩みを抱えている……。そんな人にはぜひ読んでもらいたい1冊です!
2015年11月11日
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