今回はオカルティック・ナイン[Occultic;Nine]1巻のネタバレをしていきます。
ネタバレを見たくないという方は注意!
1巻の感想: オカルティック・ナイン1巻の感想!(凄く半端な所で終わった!)
2巻のネタバレ: オカルティック・ナイン2巻のネタバレ! 白い少年と遭遇!しかし……?
<ゴミ、ゴミ、ゴミ……>
井の頭池の水底からパワーショベルが大量の人間の死体を引き上げているシーンからスタート!
これがこの「オカルティック・ナイン」で起こるメイン事件です!
井の頭池から大量の遺体が出てくるという大事件が3月1日に起こることを読者に伝えた上で、2月11日からこの物語は始まっていきます。
<我聞悠太>
オカルトを皆で批評して憂さ晴らしをするブログ、「キリキリバサラ」。我聞悠太、通称ガモタンはこのブログの管理人でした。
我聞悠太はいつもカフェ☆ブルゥムーンに居座ってパソコンを操作しています。マスターのイズミン(本名は和泉公平。43歳。オカマ)とはすっかり顔なじみ。ガモタンはたまにイズミンの新作ドリンクの試飲につき合ったりしています。
オカルティック・ナインの詳細へ。
<成沢稜歌>
そしてガモタンにはキリキリバサラを運営するスタッフが1人います。
成沢稜歌。巨乳の女子学生です!彼女の正体は謎に包まれていますが、突然ガモタンの前に現れ、「りょーたすは、ガモタンの、使い魔だよお!」と言い出し、いつも明るく、すぐにテンションが上がって踊りだしちゃう不思議ちゃんです!「ガモタン」というあだ名を考えたのも彼女です。
怪しい光線銃をガモタンに突きつけて、容赦なく発射する危険もありますが……。ガモタンは電撃が奔ったかのように痺れます。「ポヤガン」、「ポヤ銃」などと呼ばれていますがこれまた詳細不明。
キリキリバサラで取り扱うネタ集めを手伝う、「バサラガール」です!
成沢稜歌(りょーたす!)
<みゅうのニッコニコ生占い!>
ガモタンは「みゅうのニッコニコ生占い」という生放送の番組を見つけました。美人が占う上に異常によく当たるという噂を目にしたガモタンはさっそく彼女、生主の「みゅう」をキリバサで取り上げようとします。
その後、みゅうとガモタンが同じ学校に通っていたことが判明!みゅうに会いに行くとみゅうの方からこっちに寄ってきました。
みゅう「あなたのことを……待っていたんです」
みゅうは自分を占ってみたんでしょうか?ガモタンと一緒にいたいと言い出しました。そのまま「みゅう」こと相川実優羽もバサラガールになりました!2人はその後「みゅうポム」、「ガモタ先輩」と呼び合うことが決まり、これからは3人でキリキリバサラのネタ集めをしていきます!
その後、2月22日。
相川実優羽と成沢稜歌は「黒魔術代行屋」である「紅の館」という場所に行って我聞悠太に呪いを掛けてもらいました。呪いには3つのコースがありましたが、りょーたすは迷わず6万円を取り出し、一番高いコースの強力な呪いを依頼しました!
<我聞悠太の災難>
2月24日。
ガモタンは2人と別行動。
オカルトに傾倒していてテレビなどのメディア露出もしている橋上諫征(いさゆき)教授に取材に行きました。
しかし、教授の研究室に入ってみると教授が血まみれになって倒れていました!頭皮は無残にむしり取られていて、明らかに死亡しています!
しかもそれに気付く前、ガモタンは凶器である大型のナイフを素手で触っていました!もちろん、そこには指紋がべったりと付いています。
絶体絶命のピンチですが、いきなりガモタンがいつも持ち歩いているラジオが喋りました!
ラジオ:『ねえ、ちょっと、そこのマヌケ面!』 『なにパニクってんのよ! しゃんとしなさいよバカ!』
そのままラジオは喋り続け、混乱するガモタンに指示をしてきました。
言われた通りに工具箱からペンチを取り出し、橋上教授の遺体の口から金歯を引き抜き、その研究室を脱出。
洗面所でその金歯に着いた歯茎などの肉を取り除くと、その歯の根元は鍵のような形になっていたのでした。
我聞悠太は何らかの事件に巻き込まれてしまいました。これは「紅の館」でりょーたすが掛けた呪いの効果なんでしょうか?
このシーンでオカルティック・ナインの1巻は終了。
以下、その他のキャラクターの動向のあらすじををネタバレしていきます!
<紅ノ亞里亞>
2月11日(木)
紅ノ亞里亞(くれないのありあ)は「紅の館」という店で黒魔術代行屋をやっていました。
うすうす分かるとは思いますが、「紅ノ亞里亞」というのは仕事上の名前で本名ではありません。
その日、1人の女性が呪いを掛けてほしいと依頼を持ちかけて来ました。亞里亞は人に呪いを掛けるのに相手の髪の毛とその人の詳細情報を必要とします。
女性からこれから呪いを掛ける相手の髪の毛と情報、そしてお金を貰い、無事に儀式は終わりました。
紅ノ亞里亞が紅の館をでると、ポストに頭皮ごとむしりとられた毛髪が押し込んでありました。「橋上諫征」の頭皮です!
「なんて一途で……反吐が出るような執念ですこと……」
<実優羽の失敗?>
2月12日。
実優羽の占いには時々変な人が来ることがあります。生放送中にかかってきた電話にランダムに出て、それに出てきた相手を占っていく方式でこの放送は進みます。
その日はヒステリー気味の男性から占いの電話があり、「10年後の未来」を占いました。実優羽にはビジョンが見え、その人に「大きなコンピューターで仕事をしているのが見える」と伝えると、その男性は自分が末期ガンの患者であり、助かる見込みは無いことを告げました。
ニコ生のコメントは荒れに荒れ、実優羽は生放送中に泣き出してしまいました。
2月16日(火)
相川実優羽(みゅう)はめげずに占いを続けます。そして運の悪いことに、この日はSARAIという人物から電話がかかってきました。
このSARAIというのはガモタンのブログ、キリキリバサラの常連で、徹底したアンチオカルトです!
つまり、この占いとみゅうを否定するために電話をかけてきたのでした。
それでもみゅうはSARAIを占いました。
「もし……、お父さんと仲直りしたいなら、話をよく聞いてあげて」
その言葉に強い衝撃を受けた様子のSARAI。動揺を隠し切れていませんでした。
SARAIの本名は「橋上サライ」。
後にガモタンが殺人現場に居合わせた、あの橋上教授の息子です!
<森塚駿>
森塚駿は、この1巻では顔見せ程度にちょこっと出てきただけでした。「1人かくれんぼ」という都市伝説を実況していた男が行方不明になっている事件を追っていたり、「昏い水の底」というBL同人誌について聞いたりした程度です。
<紅ノ亞里亞の過去>
紅ノ亞里亞の本名は「水無瀬莉愛(みなせ りあ)」といいます。
昔は重度のブラコンで、兄を「お兄様」と呼んで慕っていました。その後、莉愛は病気にかかり、生体腎移植の手術で兄から腎臓を貰い、生き延びました。
しかし、医療ミスによって兄の方は死亡。
莉愛(今の紅ノ亞里亞)はその現実を受け入れることが出来ず、病院(八王子)から自宅(吉祥寺)まで兄を車椅子に乗せて移動。
その間、直線距離で20km。莉愛は当時14歳でした。
そしてその後は兄の死体と一緒に生活していました。莉愛は兄が生きていると信じていました。(幻想を見ていました。妄想?)
しかし、異臭が通報され、ミイラ化した兄の姿を莉愛はとうとう認識してしまい、絶望の淵に立たされたのでした。
紅ノ亞里亞の壮絶な過去でした。どうして黒魔術代行屋をやるようになったのかは2巻で明かされます!
<涼風桐子>
涼風桐子(すずかぜ とうこ)はオカルト雑誌、「ムムー」の記者です。彼女のパートでは「橋上諫征から原稿を取り立てに行ったとき、橋上教授のお母さんが対応した」という話がでましたが、橋上教授の母親は既に亡くなっています。
桐子:「これはアセンションね……。編集長、そのお婆さんってもしかして…… 幽霊、だったんじゃ?」
また、紅ノ亞里亞の過去を暴いたのも彼女でした。
<橋上サライと西園梨々華>
西園梨々華は同人作家。BLが専門です。
梨々華を見つけたファンがスケッチブックを渡し、リクエストに答えて絵を描いていました。
すると西園梨々華の琴線に触れる少年を発見。全体的に白っぽい、アルビノの少年です。
梨々華:「知っている?眼球には、痛覚が無いから……舐めても、平気なの」
少年は「相模」と名乗りました。
梨々華:「良い名前ね食べてしまいたいくらいに」
相模少年のリクエストで梨々華は箱の絵を描きます。
「それで、どんな箱かしら?」
コトリバコだよ――――
場面は変わってサライ。
――お願い、SARAIさん……。速くお父さんと話すべき……。
その言葉を聞いた後。
橋上サライは学生です。授業にいくと休校でした。そこに西園梨々華(同人作家)が現れて、よく分からない言葉を残していきました。
「休講みたいね。 悪魔に食べられちゃったか。それとも―― これから、食べられちゃうのかな」
<日下部吉柳>
1巻は出番無し。
また、「MMG」という題でこの事件の裏で暗躍している人たちの様子も描写されていましたが、今はまだ何も分からず思わせぶりな発言ばかりなので割愛します。(「CODE」など重要なワードも出てきましたが)
今回はここまで。以上、「オカルティック・ナイン(Occultic;Nine)」1巻のネタバレでした!
オカルティック・ナインの詳細へ。
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