今回は人気ライトノベル、オカルティック・ナイン(Occultic;Nine)、2巻のあらすじをネタバレしていきます。
ネタバレが嫌だという方は注意!
2巻の感想: オカルティック・ナイン2巻の感想!(我聞悠太の身に異変が!?そして3巻はよ!)
1巻のネタバレ: オカルティック・ナイン1巻のネタバレ!ガモタンがピンチに!
<我聞悠太>
我聞悠太はラジオから聞こえてくる声に「ゾン子」と名前をつけました。
橋上教授が猟奇的に殺害された事はニュースになり、犯人探しが行われています。我聞悠太はその犯人候補の筆頭として挙がってきてしまうでしょう。凶器のナイフに指紋を付けてしまいました!
2月29日、ガモタンは夜道で悪魔のような謎の黒い影と出会い、襲われましたが、気が付くとベッドの上でした。(夢だったのでしょうか?)
そして、3月1日。
とうとうあの大事件が起こってしまいます!
井の頭池から256人の大量の遺体が見つかりました!現場での目撃情報など信用できるものできないもの含めてこの事件に関して様々な憶測が飛び交います。
橋上教授が殺害された事件はもうどこのチャンネルでも取り扱わなくなっていました。
我聞悠太は夜の街を徘徊し、鍵穴を探しては例の金歯鍵を入れてみるという奇行をするようになっていました。
そんな時、橋上サライが悠太と接触してきました!彼は橋上教授の息子です!
ガモタン(我聞悠太)は成明高校の2年生。そしてサライは成明大学の学生。なんと2人は同じ学校に通っていました。
サライはガモタンの運営するブログ、「キリキリバサラ」の常連、SARAIでもあります。
サライ:「確認させてほしいんだが 君は父が死んでいる現場を見たのか?」
ガモタン:「……そ、それは」
サライ:「ごまかす必要はない。さっきも言ったように俺は君が犯人だとは一パーセントも疑ってはいない。なぜなら父は少なくとも一週間以上もあの研究室に監禁され拷問されていた痕跡がある。君がそれを行うのは様々な要因を考えると不可能だ」
――ガモタンにとってこれは朗報でした!サライはガモタンが犯人だとは思っていないようです!(そして事実犯人ではありません)
サライは実優羽から、ガモタンが橋上教授の研究室に言っていたことを聞いたようです。橋上教授のダイイングメッセージだと思われる血で書かれた「CODE」の文字があったことをサライに教えました。(この「CODE」の血文字は森塚駿によって消されています。なぜ森塚が消したのかは不明ですが)
ガモタンはその後サライの家にお邪魔し、例の金歯鍵の鍵穴を探しました。橋上教授の部屋で急にラジオ(ゾン子)が喋りだし、ゾン子の言葉で天井に無数の穴が空いていて、その穴が所々パテで埋められていることに気づきました。
そう、この天井の穴が「CODE」、つまりは暗号になっていたのでした!
ガモタンがこれを発見した後、サライがこの暗号を解読。穴の羅列(天の羅列)はアルファベットに対応していて、天井には256人分の人の名前がローマ字で書き記されていたことが分かりました!
その後、ガモタンはしばらく点文字を読解していく地味な作業に没頭することになりました。
しかし……
「ええと――GAMON――???」
「YUTA――????」
時を同じくしてつけっぱなしにしていたテレビのニュースで新たに判明した犠牲者の名前が発表され、その犠牲者の中に「ガモンユウタ」という人が混じっていました。
ゾン子:「あーあ。 見つかっちゃったか」
……このゾン子の「見つかっちゃったか」でオカルティック・ナイン2巻は終了しています。
これはどういう事でしょう?ガモタンは既に死んでいる?ということでしょうか?
(鍵穴はどこ?)
以下、他のキャラクターのあらすじをネタバレしていきます!
オカルティック・ナイン2巻の詳細へ。
<相川実優羽>
2月26日(金)
親友の「ちーちゃん」と仲良く過ごしていましたが、土日を挟んで月曜日、ちーちゃんは学校を休み、その後もちーちゃんが現れることはありませんでした。
親友が行方不明になった直後にあの256人の大事件が起こったので、相川実優羽はちーちゃんが犠牲者になってしまったのではないかと気が気ではありません!
その後、ムムーの記者である涼風桐子にちーちゃんの事で相談に行ったり、サライから電話がかかってきてガモタンと共に話し合いが行われたりしました。
ガモタン、りょーたす、実優羽(みゅうポム)、サライはカフェ☆ブルゥムーンで話し合いました。
森塚駿から「昏い水の底」というBL同人誌が橋上教授の死に方を予言していて、更にこの作者である西園梨々華は夢で見た映像を元に漫画を描いているということも分かっています。
話の流れで「コトリバコ」と「白い少年」が怪しいという結論に至りました。コトリバコというのは強力な呪術を行う特殊な箱です!
西園梨々華の同人誌には「2人の福の神が愛し合う」内容の話が収録されていました。
延命寺には2人の福の神がいることから、ここが怪しいという話になります。
更に皆がいるカフェ☆ブルウムーンに紅ノ亞里亞がやって来ました!以前バサラガールズ2人が冷やかしの呪い依頼に来たので不信に思い、向うからやってきたのでした。
キリキリバサラの方に敵意が無いことが分かった亞里亞は矛を収めますが、気になる言葉を残していきました。
紅ノ亞里亞:「それは悪魔の意志よりも無慈悲で、残酷で、痛みを知らぬ純白なる存在。大きな箱を抱く、かの者は……」
実優羽:「箱って、まさかちいちゃん……!?きっとそうだよ! 私、行ってくる!」
紅ノ亞里亞:「延命寺にて……箱を抱くのは……少年 髪の色も、何もかもが、真っ白な少年」
これを聞いたガモタン。橋上教授を殺害し、ガモタンを罠にはめた真犯人は、きっとこのアルビノ少年です!
ガモタンと実優羽は急いで延命寺に向かいました!
予想通りにそこには白い少年が箱のようなものを持っていました。
少年:「みゅうちゃんは――アンタの方だったんだね」
少年は箱を残してどこかへ行ってしまいました。箱の中身を実優羽が恐る恐る確認すると、髪の毛と、そして親友のちいちゃんがつけていたお揃いの髪留め。そしてヨーグルト状にグチャグチャになった脳が入っていました。
その後、実優羽はショックのあまり倒れて入院しました。
(ガモタンが暗号を解いていって、256人の中に自分の名前があることを知ったのはこの後です)
<西園梨々華>
西園梨々華は前の1巻で白い少年に会っています。更に「コトリバコ」の絵を少年に描いてあげてもいます。
橋上教授が殺害され、森塚駿が事件現場に行ったとき、血で書かれた「CODE」のダイイングメッセージが残されていましたが、この文字を森塚駿は消しています!
西園梨々華の描いた漫画にかなり近いシーンがありました。ただ、この漫画は事件発生前に描かれた物。
森塚駿が実際に西園梨々華に会って話を聞いてみると彼女は夢で見た物を漫画にしていることが分かりました。(彼女は予知夢を見ているということになります)
また、森塚駿も「僕、こう見えてもあなたのマンガに出てくる刑事ですから」と暴露しました。
森塚駿はこの事件の黒幕側の人間のようで、何かを知っているようですが……。まだ正体は不明です。
橋上教授のダイイングメッセージを消したり、時々英語で不可解な会話をして「エージェント モリツカ」と名乗っていたり……。この男、いったい何者なんでしょう?
<日下部吉柳>
日下部吉柳(くさかべ きりゅう)は幽体離脱ができます!(突拍子もない話でスミマセン)
日下部吉柳は紅ノ亞里亞が見ている「悪魔」本人です!ある日幽体離脱して町をウロウロしていると紅ノ亞里亞(当時は水無瀬莉愛)が踏切で自殺しようとしていたので声をかけて止めました。その時、莉愛に「悪魔」と勘違いされて、吉柳もそれにノって、そして現在は一緒に黒魔術代行屋をやっています。悪魔の正体が日下部吉柳という人間だということは亞里亞も知りません。
以上、オカルティック・ナイン[Occultic;Nine]2巻のネタバレでした!
オカルティック・ナイン2巻の詳細へ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image