今回は秋にアニメ化されたライトノベル、「オカルティック・ナイン」1巻の紹介と感想です!
オカルティック・ナイン 1巻 / 志倉 千代丸
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★★
2巻: オカルティック・ナイン2巻の感想!(我聞悠太の身に異変が!?そして3巻はよ!)
1巻のあらすじ!(ネタバレ): オカルティック・ナイン1巻のネタバレ!ガモタンがピンチに!
<紹介>
吉祥寺に住むオカルトまとめブログの管理人、我聞悠太はまだ高校生。彼のブログ、『キリキリバサラ』は議題にあがったオカルトな時事ネタを、皆で吊し上げ、ディスり、切り捨てていくサイトです。
彼はそんなブログでアフィリエイトをし、アクセス数を集めて一攫千金を狙っていました。
そんな悠太(ガモタン)のブログを切っ掛けに9人の運命が複雑に絡み合っていきます……。
幽霊は実在するのか。オカルト肯定派と否定派。扱うジャンルも超能力、占い、催眠術、都市伝説、幽霊、黒魔術などなど。
それぞれの専門家たちが不可思議な事件に巻き込まれていきます!
「いししゅ!」という謎の口癖、りょーたす!(成沢稜歌)
ガモタン(我聞悠太)にポヤガンを突きつけます!
<感想>
「そこで終わるの!?」
↑
私の心の声。
凄く半端な所で1巻は終わってしまいました。巻頭カラーページに9人の登場人物が紹介されてるんですが、まだ出て来てない人がいる!
起こった事件が先に描かれていて、その事件が起こった日(3月1日)に向けて2月11日から話が進んで行きます。
この1巻では2月24日まで進みました。
……ということは、このペースだと次の2巻で終わりかもしれないですね。
読んでみるとなかなか面白いです。何が面白いって、読者はまだ「何が起こっているか」が分かりません。
9人が出会っていき、活動して、その合間に少しづつ少しづつこの作品の世界観や各登場人物の能力、裏で交わされる陰謀などが分かっていきます。
その過程が面白かったです。焦らし方や煽り方が上手いですね。この作者さんは。
登場人物のアクも強いので読んでいて退屈しません。賑やか!でも内容的にはややブラックです。普通に人が死ぬ作品なので……(汗)
舞台は異世界や架空の世界ではなく、普通の現実です。
その中でオカルティックなお話が展開される訳ですが、オカルト肯定派もいれば否定派もいて、幽霊もいるのかいないのか……。まだハッキリしません。
今のところ出てきた非日常要素はりょーたす(成沢稜歌)の持っている光線銃、「ポヤガン」や異常に当たる相川実優羽の占い、そして「黒魔術代行屋」である紅ノ亞里亞(くれないのありあ)が行う呪いなど。その辺が関の山です。
個性の強い9人の登場人物たちが入れ替わり立ち代わり主人公になって絡み合いながら話が1つの結論に収束していきます。(井坂幸太郎スタイルって言えば分かる人は分かってくれるでしょうか?)
今回はこの辺で失礼しましょう。それではまたの記事で!
オカルティック・ナイン1巻の詳細!
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