電撃文庫のライトノベル、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」4巻の概要をネタバレしていきます。
ここで紹介しているのは概要だけです。
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン、4巻の詳細はこちら。
ネタバレ無しの感想: 4巻レビュー!(ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン)
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それでは以下、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」、4巻のネタバレです!
<シナーク族のその後>
帝国では戦後の結果報告会が行われました。
陸軍大将のテルシンハ・レミオン(トルウェイの父)、同じく大将のソルヴェナレス・イグセム、カトヴァーナ帝国宰相のトリスナイ・イザンマなど、帝国のトップたちが集まる中、精霊虐待を指示したサフィーザ中将の処刑が決まり、戦争に大きく貢献したイクタ達の上官サザルーフは少佐に昇進。
シナーク族の今後の扱いに関して、サザルーフ少佐は一個連隊を要求。
シナーク族には、彼らにも馴染みのある作物、トウモロコシを作ってもらうという案を出しました。
サザルーフは帝国の南西部、エドボルク州のミルトーグ・テトジリチ大佐(マシューの父親)をその連隊指揮官に推薦します。
この案が受け入れられ、シナーク族の誘導はサザルーフ達が請け負うことに決定しました。
戦いの日々から解放された兵士たちは祝杯を挙げていました。イクタたちもこぞって飲み会に参加。ヤトリは実はお酒に弱いという意外な弱点を見せました。
自信の髪と同じくらい真っ赤になるヤトリ。しかしいくら呑んでも理性だけは失わないようです。
イクタはこの飲み会の感じなのでお酒はほどほどに控えていました。そこへサザルーフが入ってきて、シナーク族の話はうまくまとまったと伝えます。
イクタ:「ついに時は来た。――さぁ、みんなでマシューの実家に里帰りだ!」
<マシューの実家!>
マシューの実家、エドボルグ州に行った騎士団の5人とシャミーユ。
マシューの帰省を喜ぶ母、ハンナと父、ミルトーグ大佐が出迎えてくれました。
ミルトーグ大佐に、シナーク族の難民、約4000人を預かってもらうよう、シャミーユ自らがお願いします。
しかし、ミルトーグはこの要求に渋い顔をします。
原因を探ってみるとこの地方は女性をターゲットにした人頭税の増加という問題が起こっているようでした。
イクタ達はこの問題の解決に取り組みます。
人頭税が上がった原因は米の不作ですが、米の収穫量の記録に不自然な点が見つかりました。
更に、この女性をターゲットにした人頭税の増加で一番困るのは「独り身の女性」。この地域では娼婦として体を売る女性が増えていることを突き止めます。
エドボルク州の東隣、クンツーイ州では「ルシニ風邪」という、女性にかかりやすい疫病が流行っています。
つまり、この地方を収める貴族(ハマトイエ子爵)がエドボルク州で娼婦を増やし、隣の地方に高値で売り飛ばして利益を得ていたというのが事の真相でした。
全ての罪が露呈し、事件は解決。シナーク族の難民たちはエドボルク州で面倒を見てもらえることになりました。
マシュー・テトジリチ紹介へ
その後、シナーク族は以前よりも快適な暮らしを保証され、小さな不満は抱えつつも穏やかに生活していました。
ナナク・ダルはイクタの下へ夜這いをかけてきますが、シャミーユ、スーヤに邪魔をされます。
その頃、旧東域のヒオレド鉱山を奪還する命が軍に下されました。
このヒオレド鉱山はかつて、ハザーフ・リカンが守っていましたが、帝国は援軍を送らずに攻め落とされた過去があります。
一度帝国が捨てたヒオレド鉱山をまた奪還しろという理不尽な命令に大将、テルシンハ・レミオンは憤りますが、ソルヴェナレス・イグセムは従順に従います。
「ソル」「テル」と呼び合う親友であるはずの2人は、同時に「イグセム」「レミオン」という敵対勢力同士でもあります。
2人の間の溝は更に深まることになりました ――。
<今度は海へ!>
シャミーユ、ヤトリ、トルウェイ、マシュー、ハロの5人はカトヴァーナ海軍の船に乗ってキオカまで攻め入ることになりました。
イクタは現在孤児院に帰省していて、次の港で船に乗る予定です。
海軍と陸軍では全く勝手が違うので、実際は「お客さん」扱いです。
女性は旗艦である『黄竜号』に、マシューとトルウェイはポルミニュエ海尉(かわいい女性)が指揮を執る『暴竜号』に搭乗します。
大人しそうだったポルミニュエの性格が、船に乗ったら一転。荒い男言葉で豪快にしゃべるようになり、マシューとトルウェイを驚かせます。さらに2人に陰湿な嫌がらせをするようになり、剣呑な空気になりました。
そこへイクタが搭乗してきて状況は一変。ポルミニュエのブラを剥ぎ取り、船内を駆け回ったり、亀甲縛りで縛り上げたりとポルミニュエをからかい続けます。
そんな時、キオカ軍の船影を捕らえ、『暴竜号』が近寄っていきますが、キオカ軍の船は最新兵器、「爆砲」によって暴竜号を戦闘不能になるまで痛めつけました。なんとかマシューとイクタの指示で撤退はできましたが、船はもう使い物にならなくなってしまいました。
ポルミニュエはすっかり萎縮してしまい、全体の指揮をとることはもはや不可能な状態になります。
彼女が1人で落ち込んでいる所を、マシューが慰めに行き、ユルグス家の先祖、偉大な冒険家だったガルシエフ・ユルグスの話などをしました。
――
以上、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」、4巻のネタバレでした!
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