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2016年07月04日

4巻レビュー!(ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン)

大学でこの記事を書いています。

どうも。ラノベ仙人です。

今回は 「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」、4巻の感想・レビューです!

次:5巻の感想(ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンX)
前:3巻の感想!(ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン)

内容のネタバレはこちら: ねじ巻き精霊戦記、4巻のネタバレ! [天鏡のアルデラミン]

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 4巻 / 宇野 朴人
おすすめ度★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★★★
電撃文庫のラノベ、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」4巻の表紙。ハローマ・ベッケルとシャミーユ・キトラ・カトヴァンマニニク
<紹介>

予想外の出来事の連続だった北域での戦争が終わり、難敵を退け、シナーク族との仲もなんとか取り持つことに成功したイクタたち。

1つの大きな戦が終わり、イクタ達やシナーク族のその後の話や、戦争に関わった上官たちの処遇、マシューの実家で起こっていた事件をみんなで力を合わせて解決したり、そして新たな戦争の予兆が見えてきたり……。

後半からは再びイクタ達が戦地へ赴きます。
なんと、次の戦いの舞台は「海」!
基本的に帆船でしか移動できず、風の理を最大限に利用していく形になります。陸とは全く違った戦い方を強いられるイクタ達。司令塔であるイクタ自身に海戦の知識が無い状況の中、意外な人物が頭角を現してきます!
注目!
<感想>

この第4巻の前半はまとまったテーマのような物は特になく、戦後のちょっとした休憩と、新たな戦いへの幕開けが描かれています。
罪の無い人たちや兵士たちが死んでいくシーンは今回はあまり無く安心して読むことができました。
私はどちらかというとあんまり人は死なない方が好きなので、今回は比較的読みやすかったです。
シャミーユ皇女と踊り子に扮装したハローマ・ベッケルとヤトリシノ・イグセム
(扇情的なハローマとヤトリ!)

まあ、後半からはまたガチガチの戦争になってきますが……(汗)
この巻200ページ目くらいからの「第3章 カトヴァーナ海賊軍」ですっかり戦争に話が戻ってしまいました。
(ああ……またたくさんの人が死ぬんだろうなぁ……泣)

この4巻ではヤトリの父親、ソルヴェナレス・イグセムとトルウェイの父親、テルシンハ・レミオンが登場しました。(父親同士も知り合いだったようです)
重役キャラがだんだん出揃ってきて、国全体の動きが出て来ました。このアルデラミンシリーズは話のスケールが急に大きくなっていく事が多いので、また大事件が起きてしまうんでしょうか?
主人公たち仲間の成長スピード、出世スピードも異常。また、戦争中も急に大ピンチになったり急に戦いが終わったりするので、読んでいる側としてはいつもこの作者さんに振り回されてる気分になります……。宇野朴人さんめ……!

イクタとナナク・ダルとのその後などの小話、短編や各地で起こった断片的な出来事などが書かれていました。
何気ない日常かと思いきや、中には今後の伏線になって来そうな物な出来事もあったので気は抜けません。

今回はこんなところで終わろうと思います。また次の記事でお会いしましょう!

「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」、4巻の詳細






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