打倒・ラプンツェル大佐!(多少のネタバレあり)
緋弾のアリア 34巻 / 赤松 中学
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<あらすじ>
雪花、カツェ、イヴィリタがキンジの実家にやってきました。(雪花の実家でもある)
――――
「すっげー! お前ん家、映画に出てくるサムライの家と同じ形じゃん!」
「この紙のドアには鍵が無いのね。モラルの高い国ならではの、他者を信用する文化の表れだわ」
――――
カツェの能力で、ラプンツェルは北海道よりも更に北、北方領土の択捉島に向かっていることが分かりました。
お爺ちゃん(雪花の弟)やジーサード達の力も借りて、キンジ達はラプンツェルを止めるために北の海へ向かいます。
<感想・評価>
<作品の特徴(5段階評価)>
おすすめ度 ★★★
ハーレム度 ★★★★
戦闘・バトルの量:★★★★
ラブコメ量: ★★★★
読みやすさ: ★★★
<感想>
まあまあ、いつも通り『普通に面白かったかな?』という印象。特に、死ぬ覚悟で戦いに挑もうとする雪花をキンジが説得するシーンは良かったです。
でもちょっと専門用語が多くなってきて、読みづらくなってきた感じはします。
表紙がカツェなので、カツェが活躍したり、カツェとキンジがイチャイチャしたりを期待してましたが、そういうことは(あんまり)なかったです。残念!
前回に引き続き、雪花がヒロインのお話でした。異界レクテイアへの扉を開こうとする『N』との、重要な一戦が繰り広げられました。
ラプンツェル大佐との決戦です!
雪花とキンジの二人でラプンツェルと戦うことになった時、『雪花がラプンツェルと相打ちか、殺そうとして、それをキンジが止めて大ピンチになりそう』と思いました。そしてだいたい予想通りの結果になるという……。(汗)
キンジは絶対に女性を殺さないので、『ラプンツェルの髪を切ったら無力化できるのかな?』など、殺さないで倒す方法が、戦う前からなんとなく予想できてしまうのは残念!
敵が男の時はキンジが思いっきり戦えるので、私は敵が男の時の戦いの方が好きかもしれません。
キンジと他の女性キャラのやり取りなんですが、取って付けたようなラッキースケベがあった程度でちょっと不満でした。
シリーズが長く続いたこともあって、登場キャラ数が多すぎてムチャなのは分かりますけど、もっと過去キャラを大事に出して欲しいです!懐かしいキャラが出てきても、すぐ他のシーンになっていなくなってしまうので寂しいです。
最後に強大な敵たちが登場しましたが、次の巻は大決戦になるんでしょうか?あるいは一旦逃げて体勢を立て直すかもしれません。
今までよく分からなかった敵の全容が見えてきて、話のゴールが見えて来たように感じます。
どんな結末になるのか楽しみです!
(『緋弾のアリア』34巻の感想・評価)
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