りゅうおうのおしごと! 13巻 / 白鳥 士郎
(通販サイト)
『りゅうおうのおしごと!』の関連記事へ。
Amazon
楽天ブックス
<あらすじ>
三段リーグの翌日。
史上初の『女性プロ棋士』、そして『小学生プロ棋士』の誕生で世間は賑わっている中、SJ研ではお別れの時が近づいていました。
あいのクラスメイトだった水越澪が海外へ旅立つのを見送るため、小学生たちは関西国際空港に向かいます。
この13巻は、澪ちゃんの見送りの合間にJS研の思い出話が語られる、過去の回想の短編集のような構成になっています。
小学生少女たちの話がほとんどですが、八一と銀子のその後の様子なども描かれています!
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★★★
戦闘・バトルの量:★★
ラブコメ量: ★★★★★
読みやすさ: ★★★★★
<感想>
本当に小学生女子だらけのお話でした!『ロウきゅーぶ!』並みだったかもしれません。(笑)
読んでいてちょっと気になったんですが、あいちゃんや天衣ちゃんが、ちょっと口が悪くなったというか、ノリや発言が軽くなった気がしました。特に天衣ちゃんが桂香さんのことを『ババア』と呼んでいたのはちょっとびっくりしました。(もうあの対局は終わったのに) 更にはとあるゲームで、指名権が澪ちゃんに回ってきた時に「核兵器のスイッチをサルに持たせるようなものね……」と言ったり。
天衣ちゃんが八一にこういうことを言うのは全然違和感ないんですが、天衣ちゃんが皆と馴染んできたおかげもあってか、辛辣な言葉が多くてトゲトゲしかったです!
今回はお話の語り手をあいちゃんがしていることが多いので、八一が主人公の時よりも軽いというか、子供っぽい雰囲気でした。※別に悪い事じゃないです!
あいちゃんが心の中で『ぷーくすくす』と言っていたり、内心描写でちょっと意外な面が見れて面白かったです。
天衣ちゃんが普通にドラゴンボールを知っていて意外!(ただ、小学生たち自身の個性というより、作者さんの趣味がねじ込まれてしまってるようにも見えます)
今回は全体的にお休み回で、気楽に読めた印象です。あいちゃんたちの過去の回想が多かったり、銀子が病室で寝ていたり。あんまりいつものように『前へ進む!!!』という感じはなかったです。
この記事を書いている私自身は将棋が弱いですが、このシリーズは将棋の部分も楽しみなので、次回は熱い対局をしてくれることに期待!
八一は於鬼頭さんとのタイトル戦も残ってますし、楽しみです!
(『りゅうおうのおしごと!』13巻の感想・評価)
タグ:白鳥 士郎 りゅうおうのおしごと!
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image