『バベル』以外のダンジョンへの入り口を探すため、『ダイダロス通り』を冒険です!
ソード・オラトリア 7巻 / 大森 藤ノ
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<あらすじ>
港街メレンにはダンジョンへの入り口はありませんでした。
【ロキ・ファミリア】は次に『ダイダロス通り』という場所に目を付け、ここを探索することにします。
ここは「地上の迷宮」と呼ばれるほど入り組んだ形状をしていて、うかつに探索するとすぐ迷ってしまいます!
ダンジョンを覆うように建設された、人造迷宮クノッソスに【ロキ・ファミリア】が挑みます。
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★
戦闘・バトルの量:★★★★★
ラブコメ量: ★★
読みやすさ: ★★★
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア7 (GA文庫 7) [ 大森 藤ノ ] 価格:671円 |
<感想>
中盤からの苦しすぎる戦況!そして【ロキ・ファミリア】は人数が多いので、戦闘シーンや冒険の描写が長くて複雑です!地上での戦いと違って地下のダンジョンでは逃げ道が限られてくるので、閉塞感や絶望感がかなり強かったです!
正直読んでてしんどかったですけど、その分最後に助かった時の安堵は大きかったです。
この巻は、作者さんの最初に思っていたプロットがボツになったせいで時間がなく、ある程度アドリブで書いていたそうです。ですがそんなことは感じさせないくらいに読みごたえがありました。分裂して散り散りになった【ロキ・ファミリア】のメンバーたちが皆自分で考え行動し、必死で生き抜こうとしていました。それぞれのキャラや仲間意識がよく出ていて面白かったです。
相変わらず『精霊の分身(デミ・スピリット)』が強すぎます!しかもダンジョンで自然にできたものでは無くて、悪の集団が人工的に作った(作れてしまった)というのでタチが悪い!【ロキ・ファミリア】がいなかったらきっとオラリオはとっくに滅んでいたでしょう。
ダンまちの本編の方では、ベルや【ヘスティア・ファミリア】の皆が自分達のことで手がいっぱいです。それに対してこの『ソード・オラトリア』は、都市の平和を守る正義のヒーロー達のお話。このシリーズで戦ってきた敵たちも、オラリオの都市内で発生している最大の脅威たちです。
とても強く、人数も多く、スケールの大きいお話ばかりなのでちょっとゴチャゴチャになりがちですが、読みごたえはあります!
(ダンまち外伝『ソード・オラトリア』7巻の感想・評価)
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