今回はティオナとティオネ、アマゾネス姉妹のお話です!
ソード・オラトリア 6巻 / 大森 藤ノ
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<あらすじ>
【ロキ・ファミリア】はオラリオの外へ遠出することにしました!
ロキ:「戦う乙女達の束の間の休息! 海水浴ならぬ湖水浴やー!」
ダンジョンに通じる、『バベル』以外の出入り口が存在すると予測したロキ達は、ダンジョンに通じる場所を探すために港街メレンを訪れます。
しかし、そこでかつてアマゾネス姉妹(ティオナとティオネ)が所属していた【カーリー・ファミリア】のアマゾネス達と抗争になってしまいます。
食人花のモンスターも発見され、ギルドやここを治めている主神ニョルズも何かを隠している様子。
港街メレンでは、確かに何かが起こっているようです!
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★(今回の主役は姉妹)
戦闘・バトルの量:★★★★★
ラブコメ量: ★★★
読みやすさ: ★★★★
<感想>
【アレス・ファミリア】のラキア王国のイメージがあったので、オラリオ以外のファミリアはどこも弱いんだと思っていました。
しかしまさかレベル6がオラリオの外にいたのは驚きました!
相変わらず『ソード・オラトリア』では、本編では出てこない団体や人物が沢山出てきて、ダンまちの世界を広げていってくれます。
(ただ、主人公のベルが出てこないのは残念ですが)
今回の主人公はティオネとティオナのアマゾネス双子姉妹。正直、今まであまり興味のなかった二人でしたが、この巻を読むと二人の壮絶な過去が明らかになるので、大分イメージが変わってしまいました。
正直、二人共あんまり頭のよくない、ノー天気戦闘バカみたいなキャラだと思っていたので……。この二人にも色々あったんですね……。
今回でアマゾネス姉妹の過去の事は分かりましたが、アイズ、フィンリヴェリアガレスの3人、リヴェリア、ベートなど、意外とほとんどのキャラの過去が謎のままです。
ダンまち本編の方ではリリ、ヴェルフ、春姫などキャラの過去話が語られながら仲良くなっていくので、この『ソード・オラトリア』とは仲間同士での雰囲気が違う気がします。(ベートみたいなキャラはベルと一緒に冒険できないでしょうし)
世界観を共有してはいるものの、全く別のライトノベルとして読むべきなのかな?とここに来て思いました。
今回の一件はスッキリと片が付いたので、次回からはまた何らかの新しい冒険が始まるんだと思います。楽しみです!
(ダンまち外伝『ソード・オラトリア』6巻の感想・評価)
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